八幡山公園（はちまんやまこうえん）は、栃木県宇都宮市塙田五丁目にある都市公園（総合公園）である。敷地内には宇都宮タワーや八幡山交通公園などの設備がある。宇都宮市の中心市街地、宇都宮二荒山神社が鎮座する明神山の北に連なる峰が八幡山である。八幡山公園はこの八幡山山頂付近から山麓にかけて整備された複合レジャー施設であり、市民憩いの場として幅広く市民に親しまれている。公園敷地にはつつじや桜が茂り、花の季節になると露店が出され提灯が灯り、宇都宮市内有数の花見のスポットである。この頃は休日を中心に大勢の花見客でにぎわう。山頂付近には高さ30mの樟の巨木が立つ。この樟の樹齢は300年といわれ、温暖地に繁る樟が関東北部で定着し巨木となることは珍しく、1972年（昭和47年）12月8日に市指定の有形文化財に登録されている。八幡山山頂に聳えて市内を見下ろす電波塔、「宇都宮タワー」は有料ながら展望台として開放されており、他にもゴーカートを体験できる「八幡山交通公園」、冒険気分を満喫できる冒険遊具を揃えた「アドベンチャーU」、タワー付近と交通公園付近をダイレクトに結ぶ吊り橋・「アドベンチャーブリッジ」など、観光・体験施設も比較的充実しており、年少者から年配者まで広く楽しむことができる。

出典:wikipedia