大白蓮華(だいびゃくれんげ)は、聖教新聞社が月1回発刊している、創価学会会員向けの機関誌である。1949年(昭和24年)7月、当時の創価学会会長戸田城聖により創刊され、2016年(平成28年)6月号で創刊800号を迎えた。創刊号の趣旨にはと綴られている。購読料は月極め205円(税込)で、創価学会員世帯には地元の聖教新聞配達員(無冠の友)から新聞と一緒に配達。その他、「出版コーナー」が設けられている創価学会の会館に加え、学会系を中心に一般書店での入手もできる。表紙を合わせて通常、120ページからなる。内容は主に、などである。同じ聖教新聞社や、他の創価学会系出版社から出ているメディアとの大きな違いとして、宗門や阿部日顕、冨士大石寺顕正会などに対する名指し批判、および公明党の活動に関連する記事を掲載することがほとんどないことが挙げられる。これは当誌が学会の内外を問わず広く一般の読者に対して御書を中心とした日蓮仏法の啓蒙を行うことに重点を置いて編集されているのが最大の理由とされる。誌面自体においても学会本部教学部の影響力が色濃く出ている。しかし、2016年7月号では教学試験の出題範囲になったという理由で「日顕宗を破す」の解説が行われ、久しぶりに本誌上で対立教団を非難するまとまった分量の記事が掲載された。また、研修教材や御書が掲載されているため学会員が座談会に出席するときは大白蓮華の最新号をなるべく持参するよう促している。創価学会中央本部教学部が主催する「教学試験」(後述)が行われる時期に、教材として大白蓮華の臨時増刊号が発行される。ただし、教学部の判断によっては通常号の後半で特集として出題範囲の解説が行われたり、参考書が単行本として発行される場合もある。2016年(平成28年)9月実施予定の「青年部2級教学試験」では、臨時増刊に代えて単行本『世界広布の翼を広げて 教学研鑽のために「開目抄」』が発行され、これと本誌2016年7月号後半の特集の2点の出版物で試験範囲を網羅した。また11月実施予定の「教学部任用試験」では、試験範囲と発表された本誌2016年3~5月号の「座談会拝読御書の解説」を10月号に再掲すると予告されている。特別号は、通巻番号の節目などに行われることがある。最近では2008年(平成20年)5月号で700号、2016年(平成28年)6月号が800号の記念特別号となっている。教学試験の種類には、教学部任用試験と、青年部向けの青年部教学試験1級、青年部教学試験2級、青年部教学試験3級などがある。教学部任用試験は創価学会壮年部・同婦人部・男子部・女子部・学生部・未来部が対象であり、2年に1回行われる。教学部任用試験に合格すると、教学部助師の資格が得られる。青年部教学試験は、男子部・女子部・学生部・女子学生部・高等部が対象である。青年部教学試験3級の受験資格として、教学部助師であることが必要である。青年部教学試験2級の受験資格として、青年部教学試験3級に合格していることが必要である。青年部教学試験1級の受験資格として、青年部教学試験2級に合格していることが必要である。青年部教学試験1級のあった翌年に青年部教学試験2級が行われ、青年部教学試験2級の翌年に青年部教学試験3級、青年部教学試験3級の翌年に青年部教学試験1級というふうに、順に行われる。ただし日程の延期はある。壮年部・婦人部が対象となる教学試験として、上級試験、中級試験、初級試験がある。これらも青年部教学試験とほぼ同じような日程で行われる。青年部教学試験3級合格者の教学資格は壮年部・婦人部への移行とともに自動的に助教授補に切り替わる。同様に、青年部教学試験2級合格者の教学資格は教授補、青年部教学試験1級合格者の教学資格は教授にそれぞれ切り替わる。しかし、青年部教学試験1級の面接試験が省略されるようになったので、壮年部・婦人部への移行時の面接試験の合格が教授への切り替えの条件となっている。上記とは別に、学生部では独自で学生部教学試験を夏ごろに行っている。
出典:wikipedia
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