シュジェール(Suger、1081年頃 - 1151年1月13日)は、フランスの宗教家、政治家、歴史家。フランス語ではスュジェ[syʒe]と発音される。1081年頃に、パリとサン=ドニの中間にあるアルジャントゥイユに生まれ、1091年、10歳の時にサン=ドニ修道院に入る。そこで1094年に将来のルイ6世に出会い、学友として過ごす。その後、代官として修道院の荘園の経営に携わったシュジェールは、1122年に41歳でサン=ドニ修道院の院長となると、修道院の腐敗の一掃に取り組むとともに、大規模な改修に着手した。1136年には最初のゴシック建築の聖堂であるとされるサン=ドニ大聖堂の建設を開始し、聖堂は1144年6月11日に献堂された。政治の面では、シュジェールは、学友であるルイ6世及びその子ルイ7世の2代にわたって政治顧問として仕えた。ルイ7世に対しては、教育係を務めるとともに、ルイ7世が第2回十字軍に出征して不在中の1147年から1149年にかけてはその摂政を務めた。シュジェールはまた、『ルイ6世伝』『ルイ7世伝』をはじめとする歴史書を著したが、これはフランスの王室による修史事業の発端であり、これらは中世フランス史の第1級の史料であると評価されている。
出典:wikipedia
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