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新・魔界水滸伝

『新・魔界水滸伝』(しんまかいすいこでん)は、栗本薫によるSF小説。全20巻をもって完結した『魔界水滸伝』の続編として、『魔界水滸伝』の時代(20世紀終盤)から5000年後、機械・科学文明の銀河第一帝国と、超能力・精神文明の銀河第二帝国とが「千年戦争」を戦う銀河宇宙を舞台として描かれる物語。安西雄介、加賀四郎といった一部の人物が共通して登場することを除けば、時代、舞台、モチーフとも『魔界水滸伝』とはまったく異なる物語が展開されている。『魔界水滸伝』の第一部「魔界誕生編」、第二部「地球聖戦編」の後を受ける形で、第三部「銀河聖戦編」として1995年3月に角川文庫から書き下ろしで刊行が開始された。表紙、口絵、挿絵はいのまたむつみが手がけている。1996年11月までに4巻が刊行されたが、その後は刊行が途絶えており、栗本が2009年に死去したため、未完。作中で登場する「カイザー転移装置」や「ファイファ・システム」といったアイテムは、同じ作者によるヒロイック・ファンタジー小説『グイン・サーガ』にも、謎の超古代文明の遺物である「古代機械」や「星船」に関連して登場している。※以下は第1巻までの内容である。銀河の辺境星域の各地で、奇妙な現象が起こった。108の彗星からなる彗星雨が宙域の一点から発生し、各地の空を駆け抜けたのちに消滅したのだ。その宙域は、かつて巨大なブラックホールが突如出現したのちに突如消滅した宙域クランベル・ポイントとほぼ一致していた。他にもその宙域で頻発する奇怪な現象は、機械・科学文明を謳歌する第一銀河帝国に対する、超能力・精神文明を標榜する第二銀河帝国による心理攻撃との関連を疑わせた。そこで、その対策を講じるため、第一帝国の王子セイ・グランヴァルドは、側近であるシルフィン・クロス、第一宇宙伯ライディン・ファイアーブラス、銀河将軍ミラ・グランディールを招集し、それらの現象の調査を開始することを決定した。その頃、クランベル・ポイントにほど近い銀河辺境の惑星ラシルダで、二人の男が保護されていた。それはタナトス生命体との恐るべき闘いを終えて眠りについた、禍津神・安西雄介と、その懐刀の参謀・加賀四郎であった。宇宙服も身に着けずに漂流していたところを保護され、長い眠りから覚醒した彼らは、この世界は、彼らの時代からすでに何千年も経過した世界であり、彼らの故郷である地球――銀河文明発祥の地である惑星テラがすでに失われ、伝説の中にのみ存在する星となっていることを知った。彼らふたりの発見は、すぐさま第一帝国の中枢へと伝えられた。一連の現象との関連を疑ったセイの命により、安西と加賀は第一帝国の首都ラクラジルへと護送されることとなった。その時、自らの超能力を用いて一連の現象を観相していたシルフィンから、驚くべき事実が告げられる。安西は非常に巨大なエネルギーの持ち主であり、そのエネルギーは、かつてクランベル・ポイントに出現し、消滅したブラックホールのものと一致するというのだ。第二帝国出身の羽根を持つ美しい少女との出会いなどを通じて、第一帝国の厳格な身分社会の実態を知った安西は、第一帝国に対する複雑な思いを抱えつつ、加賀とともにカイザー転移装置によって、ラクラジルへと転送された。そして、第一帝国王子セイと初めて対面した安西は、予想もしていなかった驚愕に襲われることとなった。角川文庫 刊

出典:wikipedia

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