ムゲンバイン ビルド合体はバンダイから発売されている玩具の名称。てれびくんおよびハイパーホビー誌で連載を組んでいる。食玩で展開しているシリーズと、ベンダー事業部で展開する学炎合体モエバインもあわせて説明する。これまで使用し続けてきたムゲンロイドやターボロイドなどのコアを「ビルドロイド」に変更・統一したムゲンバインの新シリーズ。ムゲンバイン本来の組み換えシステムを残しつつパイロットである「ロイダー」を絡めることで、遊び方がよりワイドになっている。ロイダーが直接操縦するロイドが活躍するため、タイトルから「マシンロボ」の名前が外されている。それが影響しているのか、前回まで名前の頭についていたアルファベットや五十音(獣基合体シリーズも「ハ」行に組み込まれている)が今回は存在せず、頭文字も統一性がなくなった。パワフルティラノは一見「ハ」行に組み込まれていると思われがちだが、コンセプトなどの違いから外されている。そのため、五十音のヴァリエーションが停止した形となっている。商品展開はやや縮小され、コミカライズも行われていない。そのため、なぜ暗黒空間が出現したのか、などストーリー内容が把握しづらくなっている。版権表示は、2007年の食玩は前回と同様だが、2008年1月発売の「ムゲン五神獣」以降はプレックスのみとなった。CMもサンライズ製作のCGアニメではなく、実物の玩具を使ったCMとなっている。ビルド合体の商品展開は8月に発売した「ダークフレイムドラゴン」を最後に商品展開を停止、てれびくんやハイパーホビーの連載もほとんどされなくなった。9月以降の商品発売のアナウンスもなく、年末恒例のトイザらススペシャルセットも2006年度以降発売はなく、2007年度の展開は終了した。そんな中、2008年1月に食玩「ムゲン五神獣」が発売され、ムゲンバインの健在さをアピールした。またそれ以降のムゲンバインの商品展開の継続が決定している。ただし発売ペースは前年よりも落ちた。ムゲンバインの食玩では珍しく単独のCMを放送している。2009年度も食玩版中心の展開が継続される見込みで、新たに180円ラインの商品も発売、カプセルトイのシリーズも開始した。「電撃ホビーマガジン」8月号で、「学炎合体モエバイン」というムゲンバインのコンセプトを持つ女性タイプのフィギュア展開が発表され、アクションフィギュア界に旋風を巻き起こした。電撃ホビーマガジンではモエバインの設定やストーリー等が掲載されており、情報を知ることのできる数少ない媒体となっている。発売元は食玩版を展開しているキャンディ事業部ではなく、ベンダー事業部となっている。ムゲン超魔獣を最終アイテムとして、次のシリーズ『進化合体エヴォルバイン』へと受け継がれた。2016年10月のバンダイ食玩サイトで、2017年に「ムゲンサーガ」と名前を改め、2017年1月発売の「ムゲンファラオ」を期に、過去に発売された商品を復刻することが決まった。謎の暗黒空間の出現によってAIを狂わされたムゲンロイドが反乱を起こした。それに対処するため人間(ロイダー)が動かす新型ムゲンバイン「ビルドロイド」が開発され、ムゲンロイド軍団に立ち向かう。2007年度の主力商品。コアロボットである「ビルドロイド」を中心にバインパーツを装着する事で完成する。ムゲンロイドやターボロイドと異なり、フィギュア(ロイダー)を乗せるコックピットがあり、ロイダーを絡めることで遊びの幅を広げている。このコンセプトは2008年以降の食玩版ムゲンバインにも受け継がれている。ビルド合体シリーズで核になるロボット。ビルドロイドはロイダーが乗り込む操縦型のロボットで、自我を持っていない。他のロイドと異なる点は、ロイド自体が分解できることと、ジョイント数が増加したことである。さらに、以前のシリーズでは間隔が異なるパーツがあったため、接続しにくい箇所があったが、ビルドロイドはジョイントとの間隔が共通になり組み立てのストレスを減少させた。そのため組み替えがしやすくなった。もちろん以前のバインパーツを使用することも可能。チェイスドーベルのみ他のものより一回り大きい。2004年から展開している玩具シリーズの「低価格版」といえるシリーズ。初期は玩具版のダウンサイジング版として発売されたが、食玩オリジナルの頭部やジョイントがあるなど、玩具版とは違ったアプローチがなされていた。2006年1月発売のムゲン四聖獣以降はオリジナルデザインとなり、玩具版との組み合わせなどがパッケージに掲載されるなど、玩具版との連携が強調された。しかし2008年、メインである玩具版の休止によって、食玩版は窮地に立たされることになる。玩具版の連携を売りとしていた食玩版は、玩具休止により独自の路線を歩む事を余儀なくされる。その結果、玩具版とは異なる造型とコンセプトを持つ「ムゲン五神獣」が誕生する事となった。ただしビルド合体シリーズから受け継いだコンセプトもある。結果として「ムゲン五神獣」は好評であった為それ以降、食玩版は独立したシリーズ展開をとることとなり、現在に至っている。食玩版は更なるラインアップの充実を図るため、翌年の2009年2月には180円の低価格ライン商品「バインズ」を発売、300円ラインと平行しての展開を開始した。そして同年の8月、ベンダー事業部からカプセルトイである「ムゲンバインG」の発売を開始、それぞれ連動させることによって組み替え遊びの充実を図る。2009年に発売が開始されたムゲンバインの新シリーズが「学炎合体モエバイン」である。「モエバイン」は基本的には女性タイプフィギュア+動物型のムゲンロイド(バインメイト)がコンセプトとなっており、ムゲンロイド5体を合体させると食玩版と同じ仕様のロボットが完成する。また、ムゲンロイドのバインパーツをフィギュアに装着する事も可能である。ブラインドパッケージでありながら各種類ごとに専用のパッケージが用意されており、店頭で種類を選ぶことができる。パッケージイラストとキャラクターデザインは『スーパーロボット大戦シリーズ』でおなじみの河野さち子が担当している。全5種類で、バインメイト5種を合体させると機動教師「ミツルギカイザー」が完成する(組み換えにより「ホムラカイザー」に変身することもできる)。当初第1弾である「忍術部」は2009年3月下旬に発売する予定だったが、4月中旬に変更された。その後、売れ行きが好評であることを受けて、7月に再発売されている。
出典:wikipedia
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