国道161号(こくどう161ごう)は、福井県敦賀市から滋賀県大津市に至る一般国道である。起終点ともに国道8号と接続しており、北陸地方から京阪神方面を結ぶ国道のひとつである。京都から敦賀まで、琵琶湖東岸を経由するより25km余り距離が短い。琵琶湖西岸には高速自動車国道の計画はないが、当国道の従来からの道路のほか、バイパス道路(地域高規格道路「琵琶湖西縦貫道路」)が各所で供用または計画されている。大津の浜大津駅付近では、京阪電気鉄道京津線と石山坂本線の併用軌道となっており、4両編成の電車が国道を走行する光景が見られる。一般国道の路線を指定する政令に基づく起終点および経過地は次のとおり。平日24時間交通量(台)(上下合計)殆どの区間は整備された2 - 4車線である。敦賀市疋田の国道8号との離合点から滋賀県高島市マキノ町野口の国道303号との離合点にかけては急勾配が連続し、それほどきつくはないがところどころに急カーブがあるなど、交通量のある国道としてはかなり線形が悪いほか、冬季は積雪や路面の凍結状態に特に注意を払う必要があるため、2003年度より、疋田交差点より4.5kmの区間では疋田トンネルのすぐ東側へ愛発トンネル(長さ63m)の新設を含む拡幅事業を実施している。同区間の北陸本線との交差箇所には2015年の新疋田トンネル供用開始前まで車道として供用されていた幅員1.5車線程度の疋田トンネル(延長36m)があり、離合困難であった同所では1982年暮れにアセトンを積んだタンクローリーが敦賀市方面へ向けて走行中、同トンネルのガード壁に衝突した事故もあった。立体交差は、琵琶湖西縦貫道路の各バイパスに多く設けられている。その一方で、大津市内では2車線の区間が続くため、市街地を中心に渋滞が多発している。渋滞緩和を目的に、昭和54年3月に大津市自衛隊北交差点 - 大津港口交差点の区間でリバーシブルレーンが導入された(通常は北行き2車線、南行き1車線。通勤時間帯に北行きが1車線、南行きが2車線)。福井県敦賀市滋賀県高島市滋賀県大津市
出典:wikipedia
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