ステッペンウルフ(Steppenwolf)は、1967年にカナダで結成されたロックバンド。「ワイルドでいこう!(ボーン・トゥ・ビー・ワイルド)」("Born to Be Wild")や「マジック・カーペット・ライド」("Magic Carpet Ride")、「モンスター/スーサイド/アメリカ」("Monster/Suicide/America")、「レネゲイド」("Renegade")、「ザ・プッシャー」("The Pusher")などが代表作。バンド名は、ヘルマン・ヘッセの小説『荒野のおおかみ』("Der Steppenwolf")から名付けられた。彼らは1960年代に熱狂的なファンの支持を得て、現在までに全世界で2,500万枚以上のアルバムの売り上げを記録している。ジョン・ケイ(John Kay, 本名Joachim Friedrich Krauledat, 1944年4月12日 ドイツ・東プロイセンティルシット(現ロシア・カリーニングラード州ソヴェツク) - )は、4歳のときに母親とともに(ドイツ兵であった父親は彼が生まれる1ヶ月前に東部戦線で戦死している)故郷を逃げ出して、ソ連の支配から逃れるために東ドイツから西ドイツへ移動し(この出来事が、楽曲「レネゲイド」や「ザ・ウォール」("The Wall")で語られている)、1958年にカナダへ移住した。この際彼は栄養失調から眼底出血を起こし、視力が大幅に低下したといわれる。ステッペンウルフは、トロントのブルース・バンド「ザ・スパロウズ」()をその原点とする。このバンドは1964年に結成され、トロントのヨークヴィル地区にあるコーヒー・ハウスで活動していた。1967年に彼らはサンフランシスコに移住し、ブルースロック、サイケデリアおよびフォークミュージックが混合されたエネルギッシュな音楽を演奏した。ロサンゼルスのダンヒル・レコードのプロデューサーであったガブリエル・メイラーは彼らに、より強烈なビートを披露するよう提案し、ヘルマン・ヘッセの小説の名からとって彼らをステッペンウルフと名付けた。オリジナルメンバーは以下の通りである:なお、デビューアルバム『"Steppenwolf"』のレコーディング中に、ベーシストがラシュトン・モーヴからジョン・ラッセル・モーガンへ交替している。ステッペンウルフは、デビューアルバムからシングルカットされた第3シングルの「ワイルドでいこう!」と、ホイト・アクストンの楽曲のカバーである「ザ・プッシャー」の2曲が映画『イージー・ライダー』の作中で用いられたことにより、世界規模の知名度を得た。「ワイルドでいこう!」は、ジェリー・エドモントンの兄で、ザ・スパロウズ時代およびステッペンウルフ時代初期のリードギタリストであったデニス・エドモントンによって制作された。デニスはソロ活動を行うためにステッペンウルフを脱退し、マーズ・ボンファイヤー()名義で活動した。「ワイルドでいこう!」はチャート2位を記録した。この曲は、ロックの歌詞に「ヘビーメタル」という言葉を織り込んでいる(実際には、この言葉は音楽のジャンルではなくバイクを表している)。この曲に続いていくつかのヒットソングが発表された。例を挙げると、セカンドアルバム『"Steppenwolf The Second"』収録の「マジック・カーペット・ライド」(チャート3位)、サードアルバム『"At Your Birthday Party"』収録の「ロック・ミー」("Rock Me
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。