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30メートル望遠鏡

30メートル望遠鏡(さんじゅうメートルぼうえんきょう)は、アメリカ、カナダ、中国、インド、日本の5か国共同でハワイ島マウナケア山頂に建設中の超大型光学赤外線望遠鏡である。略称TMT ()。その名の通り有効口径が30メートルの巨大な望遠鏡となる。アメリカの巨大マゼラン望遠鏡 (GMT)と同じく、宇宙望遠鏡との連携観測を行うことを主目的とする。主鏡は492枚の六角形の鏡を組み合わせた複合鏡。合成主鏡有効径は30メートルとなる。簡単に考えると、W・M・ケック天文台の望遠鏡を約3倍したのとほぼ同等である。望遠鏡自体の形などは非常にケック望遠鏡に似ている。日本のガラスメーカーが開発したゼロ膨張ガラスを採用した492枚の鏡一枚一枚をコンピューター制御し1枚の大鏡と同等の働きをさせるには非常に高度な技術が必要だが、2006年6月にTMTの詳細設計が審査を通過、開発に必要な予算が下りた。観測装置は、初期には可視光の多天体分光器WFOS、近赤外線の面分光器IRIS、近赤外線の多天体分光器IRMSが取り付けられる予定である。IRISとIRMSには補償光学装置を備える。観測波長は、近・中間赤外線であり、初期の宇宙、原始星、遠方銀河、ブラックホール、褐色矮星、分子雲などの詳細が観測される。北半球の天体全部と南半球の天体の8割を観測できる。日本がマウナケア山頂においた「すばる望遠鏡」(直径8.2m)よりも集光能力は13倍、解像度は4倍、地球と太陽の距離の約200億倍離れた惑星を判別できる。建設候補地としてハワイ・マウナケア山頂とチリ・アンデス山脈が挙げられていたが、最終的に2009年7月にマウナケア山頂に建設されることが決定した。以下の機関によって計画が進められている。総工費1,500億円のうちの25%を日本が負担するほか、米 (35.5%)・加・中・印で分担する。2021年度末完成予定。2013年4月にハワイ州からマウナケア山頂の用地使用許可が出され、2014年7月25日に建設許可が下りた。2014年7月28日から建設予定地までの道路建設等に着工した。2014年10月8日、プロジェクト関係者やハワイ州知事などの招待者による起工式が行われた。地元の祭司による祈祷が終わったところで建設反対派の一人が抗議行動を始めたため、式を中断して会場を変更した上で起工式を終えた。2015年12月2日、ハワイ州最高裁判所は、2013年にハワイ州が出した保護地区利用許可の承認手続きに対する異議申し立てを認め、許可が無効であるとの判決を出した。先行する巨大マゼラン望遠鏡との優先順位の関係で実現が危ぶまれていた。アメリカ国立科学財団では、大統領令によって必要な予算を認めた。

出典:wikipedia

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