シャノン・スチュワート（Shannon Harold Stewart , 1974年2月25日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身の元プロ野球選手(外野手)。右投右打。に、ドラフト1巡目でトロント・ブルージェイズから指名を受け、プロ入り。に、メジャーデビューを果たした。1995年はわずか12試合の出場に留まり、打率も.211止まりだったが、貴重な経験を積んだ年となった。は、飛躍を期待されたが、出場試合数は7試合まで減少し、打率も.176と全く期待に応える事が出来なかった。は、飛躍の年となった。44試合に出場したスチュワートは打率.286、22打点、10盗塁を記録。更に三塁打を7本放ち、持ち前の走力を存分に発揮した。から本格的にレギュラーに定着したスチュワートは、俊足を生かして51盗塁を記録し、他にも12本塁打を放つなどバッティング面でも飛躍の年となった。は盗塁数が37盗塁にまで減少したが、自身初の打率.300以上をクリアした。には、打率が.319まで上昇し、21本塁打を放つなどバッティング面で自己最高の年となった。は、本塁打が大幅に減少したものの、自己最高の640打数を記録。自身初の200本安打以上もクリアし、メジャーリーグを代表する巧打者としての地位を揺るぎないものとした。も打率.300はクリアしたものの、本塁打や盗塁などは減少。スチュワートの実力から考えれば不満の残る年となった。は、71試合の出場で打率.294と、今一つの成績に終わっていたが、プレイオフ出場を狙うミネソタ・ツインズにトレードされてからは本領発揮。移籍後は65試合に出場し、打率.322、6本塁打、38打点という素晴らしい成績をマーク。ツインズのプレイオフ出場に一役買った形でシーズンを終えた。は、故障に苦しめられ、92試合の出場に留まったが.300以上の打率と2ケタ本塁打をクリアし、不調でも例年並みの成績を残せる事を周囲に証明して見せた。は、慢性的な故障を押して試合に出場した為、打率が.270台まで低下してしまった。は、その故障がピークに達し、わずか44試合にした出場出来なかった。そのような状況下でも打率.294を記録し、持ち前のミート力を印象付けた。は故障などの影響で、所属先が不透明な状況だったが、2月になってオークランド・アスレチックスと契約。新天地で復活を目指す事になった。同年オフにFAとなり、同年に在籍したアスレチックスを含む数球団が興味を示したものの、結局は古巣ブルージェイズとマイナー契約を結び、リード・ジョンソンを弾き出す形で開幕メジャー入りを果たした。しかし、故障などで結果を残せず8月11日に解雇された。バッティング面での最大の特長は、ミートの上手さ。調子がいい時は.320近くの打率を記録し、故障などの影響で不調の時でも.300前後の打率を記録している。更に選球眼も優れており、通算出塁率は.360を超えている。

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