中村 元(なかむら はじめ、1956年 - )は、日本各地の水族館で開業・リニューアル時に展示施設のデザイン・構成などのプロデュースを業として手がけるフリーランスの「水族館プロデューサー」である。水族館に関する一般向けの書籍の執筆を手がけるエッセイストとしても活動している。特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長。NPO法人 伊勢志摩NPOネットワークの会会長。東京コミュニケーションアート専門学校教育顧問(ドルフィントレーナー学科講師)。大学でマーケティングを学んだ中村元は、生き物や水族館は全く知らなかったが、鳥羽水族館に勤務して創設者で初代館長中村幸昭の影響を受け頭角を現し、鳥羽水族館のリニューアルに成功する。その後、新江ノ島水族館(神奈川)、サンシャイン水族館(東京)、山の水族館(北海道)のリニューアルを手掛け、魅力的な最新の展示を示し続けている。水族館のプロデュースを手がける中村は、「水塊(すいかい)」にこだわる。水の存在感、水中感、水中にいるような感覚、などと解説される水塊は、中村の水族館展示手法の核心であり、その発想は、少ない水を多く見せる工夫や、水槽を大きく見せる工夫、水槽を下から見せる工夫、水が動いている展示の工夫など、様々なテクニックにより表現される。同時に中村は「生き物を動かすこと」(行動展示)にもこだわり、山の水族館「イトウ大水槽」では水流を工夫して、水槽のガラス面に巨大魚が泳ぐように工夫した。
出典:wikipedia
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