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インパルスガンダム

インパルスガンダム(IMPULSE GUNDAM)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。「インパルス」は英語で「衝撃」を意味する。メカニックデザインは大河原邦男。本項では、関連作品に登場する派生機についても解説する。人型機動兵器「モビルスーツ」のひとつ。「プラント」の軍隊「ザフト」が開発した5機の試作型MS「セカンドステージシリーズ」の1機で、劇中前半で主人公「シン・アスカ」、後半からはヒロイン「ルナマリア・ホーク」が搭乗する。同じザフト製である量産機「ザクウォーリア」や、前作『機動戦士ガンダムSEED』に登場する地球連合軍の「ストライク」に似たバックパックの換装機構を持つとともに、装備ごとに機体色が変化するのが特徴。さらに、ほかのガンダムシリーズ作品のMSで見られる「コア・ブロック・システム」に似た、機体の分離・合体構造を持つ。インパルス本体の機体構造は従来のMSと大きく異なる、3つの部位に分離する構造であり、上半身(頭部、腰部より上の胴体、両腕)を構成する「チェストフライヤー」、下半身(腰部から脚の付け根までの胴体、腰部アーマー、両脚)を構成する「レッグフライヤー」、コックピットを構成する「コアスプレンダー」 の3つのパーツから成り立っている。MSとなった本体に更に換装式バックパック「シルエット」を装着し、計4つのパーツが合体して完全な戦闘運用形態となる。C.E.73年には換装式バックパックによる万能・拡張性能を有するMSが登場しており、本機もMS単体として見た場合にはポピュラーなスタイルの万能機といえるが、その特異性はやはり分離・合体を可能とする機体本体のモジュール構造である。このモジュール構造により、機体の上下半身パーツであるチェストフライヤーやレッグフライヤーが重大な損傷を被っても、コックピットユニットであるコアスプレンダーが健在であればそれらパーツを換装する事で即時に戦闘を継続する事が出来る。また、このシステムにより副次的にパイロットの生存性も向上している。出撃時は他のMSとは異なり、毎回、本体を形成する3パーツに分離した状態から発進する。それに加え、その時の任務・戦況に合わせて選択された換装式バックパック「シルエット」が、無人牽引機「シルエットフライヤー」の後部に接続された状態で発進する。発進は搭載艦ミネルバのブリッジ真下にある専用カタパルトにて行われ、本体パーツはコアスプレンダー→チェストフライヤー→レッグフライヤーの順に発進する。シルエットフライヤーはそのいずれかの間、または最後発で発進され順は不同となっている。なお、帰投した本機が各パーツに分離されている様子は本編では描写されていない。発進後、各構成パーツは飛行中の空間にてドッキングされ、MSとして構成される(この際、不要となったQF908 航空ミサイルランチャーは可能な限り母艦へと自動で帰還する)。宇宙運用、地上運用いずれにおいても同様に空間でのドッキングを行う事が可能である。ミネルバ艦内整備ハンガーにはチェストフライヤー・レッグフライヤーの予備機も用意されており、バックパックだけでなく前述の通り、破損した上半身や下半身も戦闘区域内で換装する事が可能である。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』等の外伝作品ではテスト中にナスカ級による運用も行われたが、この際はあらかじめ合体した上で出撃していた。シルエットは高機動戦・通常戦闘用仕様であるフォース・接近戦・対艦戦仕様であるソード・砲撃戦仕様であるブラストの3種類が用意されているが、これらのシルエットは必要とされるエネルギーがそれぞれ異なるため、装着したシルエットにより機体が消費するエネルギーも異なる。そのため、装着したシルエット毎にVPS装甲に掛ける電圧を調整し、エネルギー消費の更なる効率化を図っている。その副次効果により装甲の色は装備するシルエットごとの固有に変化する。この彩色変化が起きるのはチェスト及びレッグフライヤーのみであり、コアスプレンダー自体はVPS装甲素材では構成されていない。このため、合体後はすぐにシルエットを装備するものの(ただし、シルエット自体も通常装甲材であり、さらにコアスプレンダーのスラスターは合体後のメインスラスターとなるため、剥き出しになる)、背後から攻撃された場合実弾兵器でもダメージを受けてしまう可能性がある。開発段階ではX24S カオス、X31S アビス、X88S ガイアの特性を持つチェスト、レッグの開発も行われており、単機であらゆる戦闘領域に対応する研究が行われていた。究極的には、全てのパーツをドラグーン・システムでリンクし母艦のサポートによらず単独でパーツの換装やエネルギー補給を行う事で(通称:ドラグーンフライヤー)、あらゆる局面において単機での局地制圧を実現する究極の万能機を目指していたと言われる(バリエーションの節を参照)。本機に3つのパーツからなる分離・合体機構が採用された理由の一つとして、ユニウス条約に規定された「MSの保有数の制限」の規制をパスする狙いがあった。それはインパルスを「1機のMS」では無く、合体してMSとしても運用出来る「3機の航空機(航宙機)」と位置付けることで 制限された機体数以上のMSの保持を条約違反に値させないためという、政治的要因の措置によるものである。さらにチェスト・レッグフライヤーはオプションとしても扱われるため、予備パーツも含め事実上一人のパイロットにMS複数機を割り当てる事も可能となった。既存のMSの概念を覆す万能機であり、実戦で八面六臂の活躍を見せたにもかかわらず、その発展系・量産機等は正式には生産されていない。その原因には本機の開発の要因となった前述のユニウス条約が事実上形骸化したことがあり、実用面において理由は不明だがシルエット自体に予備バッテリーが搭載されておらず、エネルギーの補給にはデュートリオンビームの供給を受ける必要があるため事実上ミネルバのみの配備に限られること、分離・合体機構による整備性の低下、VPS装甲による機体構造の高コスト化などの問題が解消できないことがある(一部には本機のパイロットであるシン・アスカの操縦技術の向上に機体がその動きに追いつかなくなったことも一因になっているのではないかと考えられている)。本機の開発を通じてザフト軍上層部は、万能機には新型機の開発や既存の量産機の活用を検討した方がより現実的と判断を下した。また、ドラグーン・システムによる運用が実現すれば分離・合体機構の有用性は向上するが、補給や機体運搬の面において母艦の存在を完全に視野外とするには至っていないため、そのことも影響している。前線配備された実機はミネルバに配備されたものも含めて2桁にも満たないものの、発展機としてデスティニーインパルスが数機試験運用されている。インパルスはシルエットの搭載武装のみならず、形態を問わず使用可能な基本武装を装備している。そのため、シルエット交換時も携行火器を変更する事無く迅速な戦線復帰を可能としている。ミーティア改などのザフト製MS用オプションの思想、さらに連合のストライカーパックの運用思想を参考に、ザクの「ウィザードシステム」を発展させたインパルス専用の武装換装システム。各シルエットは母艦内で装着する他、専用の無人牽引機シルエットフライヤーを用いた空中換装を行う。役目を終えたフライヤーは自動で母艦に帰還する。ストライカーパックとは異なりシルエット自体に予備バッテリーが搭載されていない為、エネルギー供給にはデュートリオンビームによる補給を受ける必要がある。また、拡張性を模索する中で連合のストライカーパック規格の装備の換装・使用を可能とした非変形型コアブロック(マルチパック)も製作された。フォースインパルスは中近距離戦闘を想定した機動力強化用のシルエット「フォースシルエット」を装備した形態である。フォースシルエットは大推力のスラスターと複数のバーニアスラスターに加えて放熱板を兼ねた6枚の翼を備え、宇宙空間や大気圏内を問わず高い飛行能力を発揮する。これまでに軍に正式採用された換装型バックパックには「宇宙空間・大気圏内兼用」と「大気圏内飛行」を両立した機動力強化用のバックパックは存在しておらず、機動力強化用バックパックとしての汎用性は従来のそれを大きく上回ると言える。また、装備としてビームサーベルを2本搭載し、機動力と合わせて格闘能力も向上させる。フォースインパルスは高い機動性とスタンダードな武装、加えて大気圏内での飛行が可能な点からも汎用性が高く、第2話で初登場して以来最も使用頻度の高い形態である。VPS装甲の色は、シルエットを装着していないインパルスと同じく白と青を基調とするものとなっている。エンジェルダウン作戦においてフォースインパルスの形態でソードシルエットのMMI-710 エクスカリバーレーザー対艦刀を使用したことから、プラモデル「1/100 MG フォースインパルスガンダム」等にはこの対艦刀が付属している。ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズや『スーパーロボット大戦シリーズ』などではエクスカリバーを構えての突撃がフォースインパルスの武装として追加されていたりと、本形態でのオプション装備として取り上げられている。ソードインパルスは対艦・対MSの格闘戦を想定した格闘戦用シルエット「ソードシルエット」を装備した形態である。ソードシルエットに搭載される追加装備は全て近接戦闘用のものだが、機体本体にビームライフルを標準装備する事により中距離戦闘にも対応可能。追加装備を全て取り外したソードシルエットの形状は非常にシンプルであり、デッド・ウェイトとなる部分は殆ど無く機体の運動性能を損なわない。VPS装甲の色は白と赤が基調となっている。ブラストインパルスは対艦攻撃・火力支援を想定した火力強化用のシルエット「ブラストシルエット」を装備した形態である。ブラストシルエットは大出力のビーム砲とレールガン、面制圧用のミサイルランチャーなど多種多様の火器を搭載しており、単純な破壊力と射程距離は全シルエット中「最強」と言える。また、追加スラスターやビームジャベリンなど、中距離以下での戦闘を考慮した装備も備えられており、ある程度は格闘能力と機動性も保たれている。大気圏内ではホバー走行も可能。ブラストインパルスのVPS装甲は白と黒・緑が基調となっている。『DESTINY ASTRAY』においては廃コロニーから脱出する際、アストレイ アウトフレームがインパルスから借り受けて使用したこともあった。『DESTINY ASTRAY』では『DESTINY』開始前のエピソードが描かれており、マスメディアによる取材の中でカオス・ガイア・アビスと共に性能試験や模擬戦などを行っていた。最新鋭の宇宙戦闘母艦ミネルバに配備されたインパルスとそのパイロットのシン・アスカの初陣は、同じセカンドステージシリーズの3機の機体が地球連合軍第81独立機動軍ファントムペインに奪取された事変でのことである。シンは3機を捕獲すべくソードインパルスにて格闘戦に臨んだが、同等の性能を持つそれら機体を相手にとっての戦闘はアスラン・ザラやザフトMS部隊の支援があっても厳しいものであった。レイ・ザ・バレルのザクファントムの参戦により体勢を立て直したものの、3機のアーモリーワンからの脱出を許してしまう。ミネルバの任務は3機を強奪した「ボギー・ワン(ガーティ・ルー)」追撃戦へと移行、本機はルナマリア・ホークのザクウォーリア、2機のゲイツRと共に敵母艦への直接攻撃を試みるが、敵部隊の奇策に嵌りその行方を見失う。母艦であるミネルバの撃沈は免れたもののゲイツRを2機失い、初任務は苦い結果に終わった。その後のユニウスセブンの破砕作業の支援においても、VPS装甲の強度と機体推力を活かした僚機の救難以外には特筆すべき活躍を見せることは出来ず、パイロットがルーキーとは言え機体性能を十分に発揮するには至らなかった。インパルスが真価を発揮したのは、地球・オーブ沖における地球連合軍との戦闘である。地球連合軍の大部隊の待ち伏せを受けたミネルバは、更にオーブ領海への後退を許されないという絶望的状況下に置かれた。その中でインパルスはデュートリオンビーム送電システムや分離・合体機構などの本機ならではの特性を存分に用い、新型MA(モビルアーマー)ザムザザーを撃破する。その上にも、地球連合軍の水上艦艇に取り付き空母2隻を含む戦闘艦6隻を大破・撃沈させるという大戦果を挙げ、ミネルバの活路を切り開いた。以降インパルスは、地球にてミネルバと共に各地を転戦。地球連合軍ガルナハン基地の陽電子砲台ローエングリンゲートを撃破し、さらにクレタ沖での戦闘にてアビスを撃破、オーブの派遣艦隊を壊滅させるなど着実に戦果を重ねていく。だが、ミネルバと連合・オーブ軍との戦闘に介入するキラ・ヤマトのフリーダムに対しては敵わず、あしらわれていた。エンジェルダウン作戦においてインパルスは、フリーダムの足止め及び撃破の任を担い出撃する。この戦闘でシンは破損した上半身を突撃させ爆破する攻撃や、上半身と下半身を分離しての攻撃の回避など、本機特有の戦法を駆使しフリーダムを追い詰めた。最後にはインパルスは換装せず飛行する(ソード)シルエットフライヤーからエクスカリバーレーザー対艦刀のみ受け取って装備、フォースインパルスのまま手に取ったその武器による刺突でフリーダムを撃破した。対艦刀で腹部を貫かれたフリーダムはインパルスの目の前で大爆発を起こし、その直撃を受けたインパルスは頭部・左腕・フォースシルエット垂直尾翼などの機体各部を損傷しさらにフェイズシフト装甲も機能を停止、辛うじて滞空を維持する状態、という大ダメージを受けつつも無事に帰還している。この戦闘については、シンは事前にレイによる協力の元で入念に対フリーダム戦を想定し戦いに備えている。その成果として、シンが搭乗するインパルスはフリーダムのビーム射撃を僅かな挙動で回避し、機動防盾で的確に防いだ。他にも投擲した機動防盾に向けてビームライフルを撃ち、反射させたビームによりフリーダムを損傷させるという離れ業を見せている。フリーダムとの激戦に勝利したシンはデスティニーを受領する。その為に本機のパイロットはルナマリアが後任した。パイロットが変わったインパルスはヘブンズベース攻防戦や宇宙に戻ってのレクイエム攻略作戦などに参加し戦果を上げている。宇宙へと舞台を移してからの第49話 - FINAL PHASEにかけ、メサイア攻防戦においても本機はルナマリアの操縦で戦い抜いた。しかしこの戦闘にてインパルスはエターナルを撃沈すべく狙うも、そのクルーとなっていた実妹・メイリンの説得にルナマリアが板挟みとなり、間隙を突いたドムトルーパーのジェットストリームアタックに圧倒され撤退を余儀なくされている。また、アスランの駆るインフィニットジャスティスとの交戦では機体の欠損に至る攻撃を被り、ここでも戦線を離脱するなど苦戦の連続となった。戦闘の最終局面での月地表付近の戦いにて、本機はアスランとシンの戦いを止めるルナマリアによってインフィニットジャスティスとデスティニーの間に立ちはだかった。機体の損傷を推して行動したインパルスに執念に捉われたシンによるデスティニーのパルマフィオキーナが向けられたが、辛くもインフィニットジャスティスによって窮地を救われている。インパルスはインフィニットジャスティスとの戦いで大破したデスティニーを追い月面に降り、戦闘の終焉を迎えた。寄り添うように横たわる本機とデスティニーの姿が最終回のエンドカードとして使われ物語を締め括った。目次に戻るデスティニーインパルスは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV』に登場。カオスインパルス等は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』において設定されたバリエーションで、それぞれカオス・アビス・ガイアの独自装備を搭載しているため、インパルスと各機との中間的性質を持っている可変モビルスーツである。元々はカオス・アビス・ガイアも分離・合体機構を持つ機体として構想されており、インパルスと共にパーツの相互換装によるシステム構成の一環を担うべく図られていたが、それによるMS単体としての機体構造の複雑化は機体が目的とする水中や砂漠環境などの局地運用への対応が完全でなくなる可能性があった。そのため3機は独立したMSとされ、局地環境における戦闘では3機がインパルスを援護する運用形式の構想のもと開発された。ドラグーン・システムによる運用により、インパルスにカオス・アビス・ガイアの能力を持たせることも構想されたが、さらなる多局面に対応した運用性能を追求する開発はデスティニーインパルスの実現に止まっている。本機が装備するデスティニーシルエットは、フォース、ソード、ブラストの全シルエットの特性を備えた万能型モジュールであり、ストライクのI.W.S.P.に相当する統合兵装システム試験運用型とされている。デスティニーインパルスは従来のインパルスのように各シルエットモジュールを換装する必要なく、このモジュール単一で全状況に対応できる万能MSとして開発された。形式番号のΘはギリシャ文字の8番目であり、8番目に設計されたシルエットであるデスティニーシルエットを意味している。デスティニーインパルスは全4機が建造されており、そのうちの3機がロールアウトした。シルエットモジュールにはレーザー対艦刀や大口径のビーム砲、翼型の高機動スラスターユニットが備わっており、更に本体への追加装備としてビームブーメランとビームシールド発生装置がセットとなっている。これによりデスティニーインパルスは格闘能力、機動力、火力、防御力の全面においてインパルスの各シルエットと同等以上の性能を発揮する。しかし、本機はチェストフライヤーが新設計となったものの、分離・合体機構は従来のインパルスのままであり、過剰ともいえる重武装は精密な機体構造に大きな負担をもたらす結果を生んでいる。更にビーム兵器に偏った装備のためエネルギー効率も悪く、1回の出撃で2 - 3回のデュートリオン充電が必要とされており、運用性に難のある機体となっている。そのため、より強力な万能機を求める開発は新規設計により行われることとなり、X42S デスティニーの開発が提案された。この時、試作された4機のデスティニーインパルスが完成していたが以降の開発・生産は中止となっている。従来のインパルスの3つのシルエットモジュールの性能を単一で賄うことを目的としてデスティニーシルエットは開発されたが、実際に製造されたモジュール構造には無理があった。また、万能機として開発され、建造された本機であるがその反面インパルス元来の開発コンセプトである「パーツの換装による多局面の戦闘への対応」という意義が希薄なものとなっている。劇中でも「これは“インパルス”では無い」とのコートニー・ヒエロニムスの発言がある。試作された4機のうち3機のデスティニーインパルスは、装備した各シルエットによりVPS装甲の色に違いが生じている。1号機は赤紫、2号機は「ザフトレッド」のような赤、3号機は青紫となる。3機はそれぞれロールアウトされ、1号機はマーレ・ストロード、3号機はコートニー・ヒエロニムスに受領される事となる。2号機の受領については現時点不明、4号機についてはその存在以外、詳細不明である。前述の通り実戦運用に難のある機体だが、メサイア攻防戦に投入された3号機は多大な戦果を挙げている。当初、ホビージャパン編集部から大河原邦男への発注時には、機体色を「青紫」のイメージでなされていたが、実際描かれたイラストでは赤みの強いものとなっていた。さらに同機の模型作例を製作したモデラーが、画稿を空気遠近法により青みがかって見えているものと解釈して、赤系で作例を塗装した。その後、編集部が当初想定した青紫の機体の模型作例も「3号機」として製作されている。大河原の画稿に忠実なカラーリングの模型作例も『電撃ホビーマガジン』で「1号機」として製作されている。『DESTINY ASTRAY R』に登場。Rは「リジェネス」の略。開発が中断したデスティニーインパルスの計画を民間企業が引き継ぎ、独自のコンセプトを盛り込んで完成させた機体。背部のデスティニーシルエットは、シルエットフライヤーの自律飛行機能を統合し、ストライカーパック対応コネクタに変更した「デスティニーRシルエット」として再設計され、武装にも変更が加えられている。このデスティニーRシルエットはウルフスベインの搭載や原型機同様のウイングを展開できるだけでなく、独立運用できる戦闘機としても機能し、同様のプラグを持つ敵機に装備することでそのコントロールを乗っ取ることも可能。インパルス本体はほぼノーマルのままだが、コアスプレンダーが省略されており、ストライカーとシルエット双方に対応するマルチパックに換装している。VPS装甲は白と赤紫を基調としている。試験量産されたためにオリジナルより生産数が多く、そのうちの多くがジャンク屋との戦闘によって市場に流れていまい、一部を除きザフトによって買い上げによる回収がなされている。デスティニーインパルスRの僚機として同時開発された機体。アンテナを廃したモノアイ仕様の頭部に換装されている以外は外観上の相違点はないが、最大の特徴として「バディ・システム」を搭載しており、まず有人での運用で搭載したAIに戦闘経験を積ませ、学習後はデスティニーインパルスRが指揮する無人機として運用することで少数のエースパイロットでより多くの高性能機を操ることを目的としている。アダガ (adaga) とは、ダガーの別名と、地球連合軍のダガーシリーズへの対抗の意味を込めた「アンチ・ダガー」のダブル・ミーニングである。『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』に登場。白を基調としたカラーリングのデスティニーインパルスRで、エルザ・ヴァイスが搭乗する。元はカイト・マディガンが入手していた機体で、機体色もカイトが「白が似合う」との考えで変更されていたもので、代金はダンテ・ゴルディジャーニからの「借り」で清算されている。機体名は当初「デスティニーインパルスRブランシュ」がカイトから提案されたが、エルザが「デスティニー(運命)という不確実なもの」を兵器の名に冠することを厭って「インパルス」と「ブランシュ」は残すことを望み、カイトの「このタイプに流行っている名前」の「ガンダム」を加えた「インパルスガンダムブランシュ」となった。ドラグーン・システム運用の構想による機体群であるがどの作中においても製造・運用はされておらず、あくまで構想のみのものである。また、ドラグーンフライヤーや母艦不要という発想には現実性がないとされ、劇中にてカイト・マディガンの「夢物語だ」とする発言がある。カオスと同様の機動兵装ポッドを背負う形のシルエットを装備。腰部サイドアーマーと両碗のシールドがクローに変形する。MA形態への変形も可能だが、脚部を切り離す必要がある。アビスの特徴である両肩部シールドを装備したシルエットと、専用のレッグフライヤーを装備。アビス同様に水中用MAへの変形も可能。全身が青基調のVPS装甲となっている。『DESTINY ASTRAY』におけるマーレ・ストロードの妄想内では彼の乗機となっており、地球上にてディープフォビドゥン部隊と交戦・撃破している描写がある。フレーム強度に問題が生じるためガイアとは異なり、MS形態時の腕部をMA形態の前脚部とする可変機構は除外されている代わりに、バックパックを前脚部とする可変機構を搭載しているため、下半身のみで四足の形態に変形させることが可能となっている。その為かシルエットとレッグフライヤーが一体化している。

出典:wikipedia

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