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SRX計画

SRX計画(SRXけいかく、)とは、『スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する架空の機動兵器開発計画である。当初は『新スーパーロボット大戦』(以下『新』)にて、旧シリーズにおける『魔装機神シリーズ』に相当するオリジナル企画『超機大戦SRX』として発表された。SRXチームとバルマー帝国の戦いを描いたものであったが、『新』の続編が製作されなかったため、その後のストーリーは『スーパーロボットスピリッツ』や『スーパーヒーロー作戦』で断片的に語られるのみであった。『スーパーロボット大戦α』シリーズで全容が描かれることとなる。地球圏防衛計画の一環として連邦軍極東支部伊豆基地で進められている計画。PT-X構想がハードおよびソフトウェア両面の整備を目的としているのに対し、SRX計画は「対異星人戦闘用人型機動兵器」の開発、すなわち性能と戦闘力の追求に主眼を置いている。本来は必ずしも特定の機体を開発することが目的ではなかったが、計画が推進されるにつれ「究極のPT」開発が目標となり、「特殊人型機動兵器とパーソナルトルーパーの特徴を兼ね備え、1機もしくは分離状態の3機で戦局を変え得る人型機動兵器」が最終的なコンセプトとして決定された。機体サイズとしては先に完成していたグルンガストの例に倣い、合体状態では50メートル級の特機サイズに、分離状態ではPT規格に合わせて整備される施設・艦艇での運用を可能とするため、20メートル級のPTサイズとすることがそれぞれ定められた。また、合体・分離状態双方で既存の兵器を上回る高い戦闘能力が要求された。新西暦185年6月より計画は本格的に始動する。人員面ではマオ社からPT開発部部長カーク・ハミル、テスラ・ライヒ研究所からグルンガスト開発の主幹メンバーであったロバート・H・オオミヤ博士、それ以外にも各分野からトップレベルの人材が集められてはいたが、それでもなお変形・合体を行いなおかつ各形態が高い戦闘能力を持つというコンセプトは実現の困難な目標であった。この情況に光明を与えたのが、レイカーの推薦により計画に参加したイングラム・プリスケン少佐の存在である。彼のもつEOTの技術と知識により、SRXおよび各Rシリーズは優れた戦闘力を持つ機体として開発が進められていった。SRXには革新的な最新技術やEOTが導入されているが、特に主柱となるのが「T-LINKシステム」「トロニウム・エンジン」「ゾル・オリハルコニウム」の3つである。機体制御にT-LINKシステムを採用したのはイングラムであり、カークやロブはT-LINKシステムが未完成である点や念動力者にしか扱えない点から難色を示したものの、イングラムは半ば強引に彼らを説得し、T-LINKシステムの開発者であるケンゾウ・コバヤシ博士とその娘であるアヤ・コバヤシを計画に迎え入れた。そのためにSRX計画の機体には念動力者が必須となり、特にR-1とR-3は事実上個人の専用機となった。DC戦争では十分なテスト期間を経ないまま戦線に投入された。SRX形態における諸問題のクリアは先送りのまま運用され、のちのL5戦役でようやく合体成功をみたものの、安定性に不安を残しており、それが問題視されてインスペクター事件まで計画凍結の憂き目にあっている。[伊達 隆聖] (Ryusei Date)声:三木眞一郎『新スーパーロボット大戦』(以下『新』)から登場。男性。18歳。身長177cm。生年月日は8月8日生まれ。階級は曹長→少尉。コールサインは機体と同じく「R-1」、『スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ-』(以下『DW』)では「SRX1」。念動力の素質をイングラムに見いだされ、地球連邦軍のSRXチームに入隊。正義感の強い熱血漢で、攻撃の際に武器(技)の名前を叫ぶなど、アニメ等に出てくるロボット乗り(特にスーパーロボットの方)を強く意識している。スーパーロボットの必殺技名は多少格好悪いくらいが良いという独特のセンスを持ち、乗機の必殺技に「天上天下〜」と名付けている。愛称は「リュウ」だが、そう呼ぶのは母親のユキコ以外にはアヤとマイのみで、仲間からは基本的に「リュウセイ」と呼ばれる。『新』ではゲーム感覚で戦っている節があり、『OG』でも入隊当初はそのような姿勢だったが、シュウとの邂逅やテンザンとの対決から自分の戦う意味を見つめ直し、戦士として成長を遂げた。『OG2』では独断専行することもなくなり、仲間をフォローするようになった。格闘系の武装を中心として戦う傾向にあるが、特技は射撃という設定。近年の作品ではこの設定は強調されていないが、『OG』でT-LINKシステムの補助を受けて弾道ミサイルを狙撃したことがある。『OG2』以前は元々民間人であったためか、誰に対しても口調が荒かったが、『OG2』ではカイなどの上官には敬語を使うようになった。ライとは初めはぶつかり合った。家族は母親のユキコのみ。ユキコはかつて特脳研の被験体であり、リュウセイの念動力の素質は母から受け継がれている。彼自身が知らないうちに、SRX計画など色々な計画と因縁浅からぬ関係であったのだが、リュウセイがSRX計画に関わることになったのは意図的なものではなく、偶然の産物である。オタク的な性格が強調されているが、母子家庭であるためか、入院している母のために大学へ進まず働こうとする、ゲーム大会の賞金を入院費に当てようとする、母を良い病院に入れさせるため軍に入隊するなど、親思いの性格が特に『OG』で強調されている。なお、警察官だった父親は銀行強盗の現場において人質を助けるために殉職している。住所は藤沢地区。周囲から恋人候補と見なされているのはラトゥーニとマイ。ラトゥーニとはデートらしき経験はあるが、遊びに行ったという程度の認識であり、リュウセイが鈍感であることもあって、いずれも仲の方は発展途上。人間女性よりもヴァルシオーネやアンジュルグなどの女性型ロボットに目を輝かせることが多いが、アヤと初対面の際に「美人」と評したり、『新』では砂原郁絵をデートに誘ったりと、女性に興味を示さないわけではない。なお、『α』シリーズにおける主人公の一人だったクスハが、ドラマCD『スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY』ではリュウセイの幼馴染になった。以後、『α ORIGINAL STORY』の設定を受け継いでいる『OG』シリーズのゲーム・アニメでは幼馴染である。GBA版『OG』ではクスハがリュウセイに幼馴染以上の感情を持っていたが、その想いには応えられないとしてブリットに彼女を託すことになる。ただし『DW』以後の設定では幼馴染だがあくまで友人で、特別な想いを寄せられる描写はない(GBA版ではクスハの想いに気付いたガーネットも、『DW』では「ただの友達」と評している)。『OGIN』第1話冒頭で、シャドウミラーのいた「向こう側」の世界におけるリュウセイが登場。アインスト化したキョウスケの手にかかり戦死している。DS版『魔装機神』にもマサキの回想の中で少しだけ登場している。名前の由来は日本軍の艦上攻撃機「流星」から。乗機は専用BGMは「EVERYWHERE YOU GO」、「VARIABLE FORMATION」(フォーメーションR時)、「鋼の魂〜SUPER ROBOT SPIRITS」(SRX)(北米版『OG』での曲名は「Soul of Steel」)、「鋼の戦神」(バンプレイオス)。声:置鮎龍太郎『新スーパーロボット大戦』から登場。通称はライ。男性。19歳。身長181cm。生年月日は7月9日生まれ。階級は少尉。コールサインは機体と同じく「R-2」、『DW』では「SRX2」。軍人の名門であるブランシュタイン家の次男。過去にヒュッケバイン008Rのテストパイロットを務めた際、ブラックホール・エンジンの暴走事故で左手を失い、現在は義手をつけ手袋をはめている。彼が左手で人を殴るのは本気で怒ったときのみである。『DW』では義手ということが明かされていないが、『OGIN』ではアーチボルトの撃った弾丸を左手で受け止めたり、R-2の左手でアーチボルドに止めを刺している。リュウセイやアヤとは異なり念動力者ではないが、パイロットとして天才的な腕前を持っている。常に冷静沈着で優れた判断力を備えているが、時には怒りのあまり冷静さを失うこともある。気障な面もあり、リュウセイとは当初正反対の立場・境遇から張り合ったり対立することも多かったが、やがて良き相棒となり、彼の抑え役あるいはツッコミ役に回ることが増えた。近年ではリュウセイの趣味にもある程度の理解を示し、『第3次α』ではビデオを視聴して勉強したアニメ知識を披露しているが、にわか知識であるとリュウセイから批評を頂戴した。また、リュウセイに頼まれてロボットのフィギュアを買いに行かされた際は、彼が希望していた限定版ではなく通常版を買ったため不満をぶつけられる一幕もある。リクセント公国のシャイン・ハウゼン王女から慕われているが、年齢差もあり恋愛対象としては見ていない。ただし、彼女の危機に対して真っ先に飛び出し、救出後には他の人々の前では無理をして気丈に振る舞う彼女が「自国が敵の手に落ち、本当は心が張り裂けるくらい悲痛」であることを承知しており、胸の中で号泣する彼女を受け止めるなど、特別な存在として見ている場面もある。実兄エルザムの妻で、義姉にあたるカトライアに想いを寄せていた。エルピス事件においてエルザムがカトライアを撃ったこともあり、兄に対して嫉妬と尊敬、逆恨みに近い憎悪が入り混じった複雑な感情を抱いている。またそれを許した父のマイヤーに対しても義姉を見捨てたと反発。家を出奔し、それ以来ブランシュタイン家とは絶縁状態にある。そのためミドルネームも“V”ではなく“F”を称している。このFは義姉の旧姓「フジワラ」から取ったとされているが、これは後付けの設定であり、元々は「フォン(Von)」のスペルミスであった。なお、祖母の姓と設定されていた時期もある(その名残からか、ライの祖母は日系人という設定である)。父とは理解の機会に恵まれないまま死別したが、エルザムとはエルピス事件の実行犯であるアーチボルドを共に倒したことで和解を果たし、その溝はほぼ修復された。この件を機にカトライアへの想いも清算し、本当の意味での別れを受け入れた。砲撃用PTのR-2に搭乗するが、戦闘では前衛を務めることも多い。猪突猛進しがちなリュウセイをなだめつつ、リーダーとして経験の浅いアヤに的確な助言を行う。SRXチームで唯一念動力を持っていないことに引け目を感じていたようだが、SRXに合体時はT-LINKシステムの負担が大きい2人に代わり機体の制御のほとんどを担当するなど、彼がいなければSRXは成立しないと言えるほどの重要な存在である。趣味は茶道で、生前のカトライアから教えられていた。休日は和服を着て過ごすことがある。PSソフト『スーパーヒーロー作戦』ではTDF(ウルトラセブンに出てくる地球防衛軍)の参謀次官を務めていて、初登場時は封印されていたSRXの代わりにR-ブレード(アルブレード)に搭乗して怪獣や敵と戦っていた。初登場作『新スーパーロボット大戦』では、臆面もなく自らを天才と言い切るなどややナルシスティックなキャラ造形であった。また、リュウセイにホモ疑惑を広められてもいる。乗機はシュッツバルト、R-2(R-2パワード)、ヒュッケバインMK-III・トロンベなど。専用BGMは「ICE MAN」(北米版『OG』での曲名は「Cool As Ice」)、「VARIABLE FORMATION」(フォーメーションR時)。(『第3次α』では「Trombe!」)[古林 彩] (Aya Kobayashi)声:冬馬由美『新スーパーロボット大戦』から登場。SRXチームのリーダー。女性。21歳。階級は大尉。身長168 cm、体重45 kg、スリーサイズは上から88・57・85。生年月日は新西暦165年11月27日。コールサインは機体と同じく「R-3」、『DW』では「SRX3」。特殊脳医学研究所(特脳研)所長であるケンゾウ・コバヤシ博士の娘。面倒見の良いしっかり者で、リュウセイやマイの世話を焼く場面が度々見られる。高い念動力の素質を持ち、SRXの合体において重要な役割を担う。『α』『OG』両シリーズではイングラムに想いを寄せていた。『新』ではアムロ・レイにアプローチを仕掛けており、チェーン・アギの憂鬱の種であった(『新』にはイングラムが登場しない)。一部雑誌では、教官を務めた神隼人にも惚れていたとされており、この設定がイングラムへの好意に引き継がれたようである。『α』では、『新』の頃にはなかったシリアスな設定が目立ち、好意を寄せるイングラムに見捨てられたショックで悲しむ描写が多く、本来の強気なお姉さんとしての印象が弱かった。『OG2』では過去の記憶も作られたものである(後述)と明らかになったが、その事実を受け入れ、結果的にSRXチームの結束を高めることになった。元は特脳研の被験体(ナンバー7)であり、ケンゾウとも血のつながりはない。彼がアヤを娘として育てたのは、ひとえに今までの非人道的な研究に対する贖罪のためである。子供時代の記憶はケンゾウとアギラによって作られた架空の物であり、定期的にR-3とリンクして記憶の修正を行わないと記憶に齟齬が生じ、混乱して精神が崩壊することが『OG2』で明かされた。アヤ自身もこの事実を知らなかったが、それを知った現在でもリンクを行う必要があるかどうかは不明。なお、『スーパーヒーロー作戦』『第3次α』では長期間R-3から離れていたが、精神に異常が生じた様子はなかった。『スーパーロボットスピリッツの前日談小説』では、実験として念動力者の遺伝子を改造しそれを組み込んだ精子を受胎させた子であること、記憶を創り、定期的にR-3とリンクしなければならないことを、ケンゾウが語っており、初期からの設定である。趣味は美術館巡り。アイドルのブロマイドを集めるなど、ミーハーな面もある。露出度が高い軍服(ビスチェとミニスカート)を着用しているが、本人の趣味というわけではないらしい。しかし伊豆での休暇中に着た水着(『OG1』の元となった『スーパーロボット大戦αORIGINAL STORY』では自分の趣味で選んだものだったようだが、『OG1』『OGs』ではガーネットが選んだものとなっている)や『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE SOUND CINEMA』でのコスプレなど、なにかと露出度が高い。パイロットスーツは部分的に素肌を露出しているように見えるが、その部分は特殊なシースルー素材でできている。乗機は量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT、R-3(R-3パワード)など。専用BGMは「PSYCHIC ENERGY」、「VARIABLE FORMATION」(フォーメーションR時)。声:古澤徹初出は『スーパーヒーロー作戦』で、同作の男主人公。シリーズには『スーパーロボット大戦α』から登場。リュウセイやライたちをスカウトしSRXチームを結成、指揮官としてチームを率いる傍ら、R-GUNのパイロットも務めていた。階級は少佐。冷徹で、その真意には計り知れないものがあったが、やがて思いもよらぬ形でリュウセイ達と訣別し、宿敵として彼らの前に立ちはだかることになる。しかし、それはユーゼス・ゴッツォによって操られていた影響であり、その内には仲間を想い、ユーゼスの呪縛から逃れようとする強い意志があった(ただし、ストーリー開始以前、ユーゼスにクロスゲートの存在とその能力について情報を与えている。この時点で彼に「枷」が与えられていたかは不明)。エアロゲイターとの最終決戦ではリュウセイらの説得により、彼本来のガイアセイバーズ在籍時の人格を取り戻す事に成功。SDF艦隊に合流してラオデキヤ、ユーゼスと戦う。最後にはユーゼスと相討ちになり、そのまま行方不明となる。チーム在籍時から「XNディメンション」を研究しており、SRX完成の時点で理論構築まで漕ぎつけていた。そして、いつか訪れるであろう銀河規模の災厄が地球を襲うことを予期し、SRXとその完成機にXNディメンションによるクロスゲート封印機能を与えていた(SRXには実装されていない)。『SH作戦』においてユーゼスとの決着をつけた後、CPSによる虚構の世界の崩壊に巻き込まれて消息不明となる。だが、実際には『α』シリーズの世界に転移しており、こちらの世界のユーゼスによって枷を与えられ、その意のままに操られることになる。ユーゼスが倒された後、ケイサル・エフェスの存在を突き止めたが、その影響によって肉体を失い、思念のみでアストラナガンを操作し、アステロイドへ転移させた。その時、たまたま居合わせたアイン・バルシェム(クォヴレー・ゴードン)のヴァルク・ベンをアストラナガンで取り込みベルグバウへと変異させる。この時は「虚ろな器」であるアインを乗っ取り体を得ようとしたのだが、融合のショックでアインは記憶を失い、それに巻き込まれる形でイングラムの意識もアインの深層意識に封じられる形となった。その後は危機に際し、時々に自らの意思をクォヴレーとなったアインの意思に介入させた。後に彼にバルシェムとしての運命から抗うよう促し、自らの役目を託した。最終決戦では、魂の姿でSRXチームやクスハ、クォヴレーの前に現れ、自らの本心全てを明かしている。イングラムの正体は、バルシェムと呼ばれる人造人間の1号体である。ただし、『α』では並行世界(裏設定では『スーパーヒーロー作戦』の世界である)から転移して来た存在であり、『α』の世界の内で人造人間として作られた存在ではないので厳密にはバルシェムシリーズではない。転移したイングラムをユーゼスが本来予定されていたバルシェムシリーズの1号体の位置に挿げ替えたために、バルマーではバルシェムシリーズにカテゴライズされている。『α』シリーズでは、並行世界の番人という役目があることが明かされる。『OG』シリーズにおいては設定が異なり、『OG』世界におけるイングラムの同一存在であるアウレフ・バルシェムの体に何者かの精神が憑依した状態であり、『α』シリーズにおける本人とは設定上の関わりは不明(ユーザー間では憑依した「何者か」こそが『α』『スーパーヒーロー作戦』のイングラムではないか、との見方が強い)。『DW』ではヴィレッタをジュデッカの枷から解放した姿が回想場面で描かれており、『OG』シリーズではこちらの設定が使われている。また、『OGs』ではユーゼスらしき仮面の男に精神操作を施される場面があり、より『α』『SH作戦』との関わりが示唆されている。『DW』においてはゲームとは展開が大きく異なり、アウレフに憑依したネフェシュは物語冒頭でクォヴレーと交戦していた「並行世界の番人」の意識である。その後は「最後の審判者」を名乗るゴッツォの者によって意識を乗っ取られ、ユーゼスに酷似した仮面をつけてセプタギンに搭乗するなど、『SH作戦』のユーゼスに似た立ち位置となっている。最終的には再び『OG』世界への干渉を行ったクォヴレーによって自我を取り戻し、本来この世界には存在し得ないアストラナガンを呼び出し、半壊状態のSRXを救出、セプタギンの破壊と共に枷から解き放たれた。どの世界においても自らの自我を確立させることに執念を燃やし、そして自我の確立と共に散っていく宿命を背負っていることが『OG』にて本人の口から明かされている。その宿命にギリアムは同情の念を抱いていた。なお、世界を彷徨う中でも、『SH作戦』の戦友たるSRXチームのことは忘れていなかった。スパロボシリーズでは冷徹な面が強調されているが、本来の人格である初出の『スーパーヒーロー作戦』においては仲間想いで正義感の強い性格であった(『SH作戦』での階級は少尉なのでライやアヤには敬語を使っている)。『OG』ではヴィレッタに対抗してラーダのヨガにつきあったり、クスハに気を遣って飲んだクスハ汁を「悪くない」と評して彼女が去った後で倒れてしまう(『DW』では医務室に連れて行かれそうになるが、強い口調で頑なに拒否した)など、コミカルな姿も見せた。『DW』では読唇術も披露した。ギリアム・イェーガーとは「平行世界を彷徨う宿命を背負う者」という共通事項を持つが、イングラム自身はギリアムと対面するまでそのことに気付いていなかった。なお、イングラムのキャラクターモデルとなったのは『ヒーロー戦記』のギリアムであり、設定が似ているのはこのためである。『DW』第1話冒頭でアストラナガンに搭乗し、ディス・アストラナガンに乗ったクォヴレーと交戦した夢を見ている。これは、第3次αにおけるクォヴレーとの対話を「搭乗機での交戦」というイメージで描き、かつ「融合することなく分離した」というIF展開であるとみられている。その後もクォヴレーに自我の確立を促される描写が見られ、第25話では何者かに意識を乗っ取られたかのような描写がある(瞳の色が金色になっている)。なお、DVD9巻収録の第26話予告ではギャグ的な描写ではあるが、イングラムの死を悼むリュウセイたちに対して必死に「死んでない」と主張していた。名前の由来は、銃器設計者ゴードン・イングラムから。乗機はビルトシュバイン、R-GUN(R-GUNパワード)、R-GUNリヴァーレ、アストラナガンなど。専用BGMは「TIME DIVER」、「虚空からの使者」(敵時)。声:田中敦子初出は『スーパーヒーロー作戦』で、同作の女主人公「ヴィレッタ・プリスケン」。シリーズには『スーパーロボット大戦α』から登場。身長170cm。イングラムのデータを基にして調整され生まれた、いわばクローンのような存在である。ただし『DW』以降の設定では同時期に生まれたことになっている模様。『α』では並行世界から転移してきたイングラムのデータを元に調整されたバルシェム(ゼ・バルマリィ帝国の人造人間兵)の2号体ヴェート・バルシェムであるが、3号体以降のバルシェムとは製作者が違うため仕様が異なる。GBA版『OG』では、イングラムが製作した人造人間の2号体であるが、『OGs』ではバルシェムシリーズとなっており、レビにヴェートの名で呼ばれている。主にイングラムの指示を受けて行動する女スパイで、ネビーイームでは「ヴィレッタ・プリスケン」を名乗っていた。後にイングラムの遺志を継ぎ、SRXチームの新たな隊長(階級は大尉)としてチームを統率する。潜入活動や指揮のほか、PTの操縦にも高い能力を発揮する。冷静な判断力を持つが、天然ボケが激しい一面もある。リュウセイたちにも薄々その素性は勘付かれており(ドラマCD3巻付属の解説によると、その正体は割とバレバレとのこと)、特にライの不信を招くこともあったが、同時期にアヤたちの過去が明らかになり、SRXチームの結束を高める切っ掛けとなった。クールでその内心を容易には量らせない性格だが、二重スパイをしていたことに関しては罪悪感を持っているらしく、『DW』ではネビーイームに帰還する直前にラーダに連絡を入れ、必ず戻ることを約束していた(が、その後DVD9巻収録の第26話を除いて全く登場していない)。その出自ゆえに二重スパイである自分を真っ先に信用したギリアムに対しては強い信頼を寄せており、『OG』のEDでは自分を信じてくれたことに対して感謝の言葉を伝え、「何かあればすぐ力になる」と約束している。ヴィレッタがイングラムとは違い、バルシェムでありながらエアロゲイターやジュデッカに洗脳されることがないのは、『OG』では「イングラムが後から作り出したクローンで、そもそも枷が用意されていなかったため」と説明されたが、『DW』以降の設定では「イングラムがヴィレッタをジュデッカの枷から解放したため」となっている。「バディム」という偽名は、新西暦150年代(スーパーヒーロー作戦)に出現した謎の犯罪組織「ネオ・バディム」の名からとったものである。『α』シリーズでゼ・バルマリィ帝国軍に所属していた時は、ヴェート・バルシェムというコードネームで呼ばれていた(ヴェート(ヴェイト)とは、ヘブライ文字の「B」、あるいは「V」)。乗機は専用BGMは「WOMAN THE COOL SPY」(北米版『OG』での曲名は「Femme Fatale」)。『α』では「MARIONETTE MESSIAH」、『α外伝』では「TIME DIVER」。この曲は『OG』のBGMの製作をサラマンダーファクトリーに依頼した際、同社内のヴィレッタファンが勝手にヴィレッタのBGMとして作成したものである。名前の由来は、銃器メーカー「ピエトロ・ベレッタ」から。[古林 舞] (Mai Kobayashi)声:折笠愛『スーパーロボット大戦α』から登場(ただし『α』ではレビ・トーラーがマイであることは明確にされておらず、実際に「マイ・コバヤシ」として初登場したのは『OG2』である)。女性。身長146cm。生年月日は新西暦159年6月17日。アヤの妹とされるが、生年月日から換算した年齢はアヤよりも年上である。特脳研の事故で死亡したとされていたが、実際には冷凍処理と実験を繰り返されており、特脳研で起きた爆発事故の際にイングラムに誘拐される。その後、エアロゲイターに洗脳され、レビ・トーラーとしてジュデッカを駆り、SRXチームに何度となく戦いを挑んだ。『DW』では事故後、冷凍睡眠・搬送された際に誘拐されたことがイングラムの口から明かされている。『第3次α』ではエツィーラ・トーラーがマイをさらって洗脳した設定となっている。レビはL5戦役で死亡したはずだったが、直後にセプタギンによってジュデッカごと再生されていた。しかしジュデッカが完全に再生する前にセプタギンが破壊されたため、不完全な再生となりレビとしての記憶を失うことになった。その後、ジュデッカのコアごとアイドネウス島近海に沈んでいたが、『OG2』序盤で回収されたコアの内部から記憶を失ったマイが発見された。過去の記憶を失っているが、高い念動力の素質を持ち、ケンゾウによってR-GUNパワードのパイロットに抜擢される。レビであった頃と比べて少女らしい性格となり、リュウセイに対して淡い恋心を抱いているが、本人はそれに気付いていない。妙に古い知識を持っている(バンプレイオスの26の秘密にツッコミを入れた)。姉であるアヤを強く慕っており、『第3次α』では脳だけとなったアヤ(の偽者)に強く非難され、ショックのあまり念を暴走させてしまう場面があった。『OG外伝』ではリュウセイの影響で『超機合神バーンブレイド3』という(作品世界内に存在する)ロボットアニメを好きになっている(リュウセイに悪気はなく、むしろマイが早く馴染めるようにという善意による)。ラトゥーニとは恋敵の間柄になるが、外見年齢が近いこともあり、彼女からはその境遇を同情され、ラトゥーニたちが拉致された時は心配しているなど仲は良好。言葉遣いはレビの頃の名残からやや朴訥であり、アヤに対しても呼び捨てであるが、当時のように他者を見下しているわけではなく、ゲーム中でも口調のことを気にする人物はいない。アヤと同じく特脳研の被験体(ナンバー5)であり、ケンゾウ、アヤともに血のつながりはない。『α』『α外伝』ではマイではなく、レビ・トーラーとして仲間になる。こちらは性格もまだ硬い面が目立つ。『α外伝』のエンディングでリュウセイやヴィレッタと共に投獄されるが、後に釈放され、ケンゾウとアヤに「マイ・コバヤシ」として引き取られていた。乗機はR-GUNパワード、ヒュッケバインMK-III・タイプL(トロニウム・エンジンオミット)、ART-1など。専用BGMは「MARIONETTE MESSIAH」(北米版『OG2』での曲名は「Marionette Savior」)。(第3次αでは「ACE ATTACKER」)レビ・トーラーとしての詳細はゼ・バルマリィ帝国を参照。声:中田譲治(『α ORIGINAL STORY』)、風間勇刀(『DW』)初出は『新スーパーロボット大戦』(設定中に名前のみ)。実質的には『スーパーロボット大戦α』から登場。男性。32歳。元マオ・インダストリーの開発部部長で、ゲシュペンストシリーズの生みの親。ATX計画のマリオン・ラドム博士とは元夫婦。人を人とも思わぬ冷徹な言動を取るが、「メカニックはパイロットを守るために最高の仕事をする」ことを信念にしており、内心はパイロットを気遣っている。月でのヒュッケバイン008Rの暴走事故で奇跡的に生き残った人間の一人。現在はSRXの開発に携わっており、その傍らビルトファルケンの基本設計なども行っている。[大宮 創] (Robert Hajime Ohmiya)声:桐本琢也初出は『新スーパーロボット大戦』(設定中に名前のみ)。スパロボシリーズでの正式な初登場は『スーパーロボット大戦α』で、実質的には『スーパーヒーロー作戦』からスパロボシリーズを先駆けて登場。愛称ロブ (Rob)。男性。27歳。バーニングPT(ゲーム)の開発スタッフからSRX開発チームに抜擢された、異色の経歴の持ち主。かつてはテスラ研において、ジョナサンと共にグルンガストの主要開発メンバーを務めた。「ロボットは男のロマン」というロボットマニアで、リュウセイとは趣味が合っている。また、リョウトの開発者としての才能を見込んでおり、師弟的な関係である。滅多に他人への気遣いを見せないカークやケンゾウとは違い、当初からパイロットの命に気遣いを見せている。調整が完全ではないR-1に乗って出撃しようとするリュウセイに「矛盾しているがパイロットを殺すためにロボットを作ったわけじゃない」とも語っており情に厚い性格であることが伺える。『OGs』ではイングラムの行動と思考を疑っており、イングラムの知識と実力は認めるがやり方には反対することもあった。性格が正反対のカークとなぜかウマが合う。テスラ・ライヒ研究所時代にはフィリオ・プレスティの後輩で、親友であった。なお、PS版『F』予約特典のドラマCD内にも登場している(声:矢尾一樹)。このときはグルンガストの開発スタッフだった。[古林 兼三] (Kenzo Kobayashi)声:麦人初出は『新スーパーロボット大戦』(設定中に名前のみ)。実質的には『スーパーロボット大戦α』から登場。男性。49歳。モノクルをかけ、禿頭には手術跡が目立つという厳つい風貌。アヤ、マイの父親で、特脳研の研究者。人間の脳が出す特殊な脳波「テレキネシスαパルス」に着目し、脳波で機体をコントロールするT-LINKシステムを作り上げた。『α』では「人の脳以外に興味を示さない」と揶揄されたほどの研究者肌で、非人道的な態度ばかりが目立つが、過去に行った非道とも思える研究とその犠牲となった被験体に罪の意識を抱いており、現在では人の記憶や精神にまで踏み入った研究は行っていない。レビの残留思念に苦しむマイにも記憶操作を行わず、自力で乗り越えさせようとしていた。アヤに対しては時に無茶な実験を行わせることがあったが、それもアヤがSRX計画に不必要な存在として犠牲になるのを防ぐためと思われる。アヤ達もケンゾウのその親心を受け入れ、自分達の出自を知った後も父親と慕っている。現スクールの研究者アギラやクエルボとはかつて共同で研究を行っていた。『スーパーロボットスピリッツの前日談小説』でもリュウセイに対し自然な覚醒を待っており、ロバートには「ただアヤさえ生きていればいい」と心情を話した。αシリーズではアヤとマイに対する心情はほとんど明かされていないが、『α外伝』でアヤとレビを匿ってリュウセイに「見かけによらない」と感心される場面がある。また、『α外伝』のエンディングでは、カークやロブと共にSRXチームの罪状を軽減するために尽力したが、彼らの力ではアヤとライの罪状を軽減するのが限界だったことがカークの口から語られている。英字武器名称のあるものは北米版『OG』における表記。SRX計画で開発されたPT「Rシリーズ」の1号機。正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-1。操縦系にT-LINKシステムを利用しているため念動力者しか扱えず、現状では事実上リュウセイの専用機となっている。ヒュッケバイン009の運用データと、ビルトラプターの変形機構をベースとしている。そのほかにも既存PT技術の粋を集めた一機であり、SRX計画において作られた機体の中で最も汎用性に優れ、同時期に開発された2号機、3号機に比べて標準型PTに近い仕様設計であり、ジェネレーター出力や関節駆動の安定性が高い。単体での性能の高さと汎用性から量産計画が進められており、マオ社によって量産試作機としてアルブレードが作られ、また正式量産機としてエルシュナイデが製造中である。戦場で敵に確実なダメージを与えるため、主に命中精度の高い実体弾武器が搭載されている。さらに念動フィールドを応用した格闘戦が可能なため、近距離格闘戦が得意。また、開発当初はテスラ・ドライブが発達しておらずPTでは対空攻撃手段に乏しかったため、対応策として飛行形態(R-ウィング)への変形機構を有する。アフターバーナーを搭載しており大気圏内においても高速度飛行が可能である。以上の特性から、敵陣への切り込み役が主なポジションである(コンビを組むR-2が、後方から援護を担当)。Rシリーズ中、唯一プラスパーツが存在していない。『新』での初期案では背部大型ブースターと大口径キャノンがプラスパーツとして考案されていたが、変形機構や作業量などの兼ね合いから断念された。のちにヒュッケバインMk-IIIにおいてこの案はAMガンナーとして流用され、その名残で一部コネクタの交換をすることにより今もPTキャリアーとして合体が可能である。ちなみに初期設定時、ウィングおよびシールドをプラスパーツとして装着することでR-ウィングに変形できるようになるというものを、プラスパーツ無しのR-1だと特徴がなくなるという理由で最初から装着した状態に変更したという経緯がある。このシールドはSRXの頭部となるBPSSヘッドギアと、Z・Oソードの柄で構成されており、飛行形態時には機首となる。パイロットのリュウセイはスーパーロボット好きであるため、本機がリアルロボットであることに不満を抱いているという設定なのだが、実際には勝手に武器名を付けたり、「俺のR-1」と発言したりするなど相当な愛着を持っており、『α外伝』では自分のパーソナルマークを付けている。名前については「カッコイイ名前をつけてやるからな」と言っていたが、スタッフが特に考えていないため、結局新しい名前は付けられていない。企画当初の案では「ヴァンクール」という名称であった。合体ロボとしての統一性に欠けるためこの名称は没となり、「ガンツァー○○○」「ヴァリア○○○」「ガウン○○○」などの名前が考案されては却下され、仮称として名付けられた「RR-1」が呼びやすさの点からさらに短縮された結果、現在の正式名称に落ち着いた。SRX計画で開発されたPT「Rシリーズ」の2号機。正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-2。トロニウム・エンジンを搭載した、砲撃戦用の機体。厳密にはこの形態では、マグナ・ビームライフル以外に長距離用の武装はない。装甲、火力に優れるが、エンジンの出力が不安定なので扱いが難しい。開発機体中最も鈍重であるものの、ライの操縦センスによってハンデを感じさせない活躍を見せる。左腕部にはOGシリーズではABフィールド発生装置を、右腕部には有線式ビームチャクラムを装備している。射撃能力を生かした制圧射撃や他の2機の援護をするのが主な役割だが、機能を十分発揮できないR-3の代わりに前線でR-1とコンビネーション戦闘を行うことも多い。SRX形態における変形機構の複雑さもあり、R-1と違いフレームの基礎構造から新規に開発されており、コックピットも胸部ではなく頭部に存在する。頭部にはハイブリッドセンサーを装備。またバイザー奥の形状はビルトシュバイン・ヒュッケバイン系列のツインアイ型が使われている。企画当初の名称は「ヴィクトル」であった。R-2にプラスパーツを装着した形態。重金属粒子砲ハイゾルランチャーが使用可能になり、大型の実体シールドも追加される。SRX合体時はメイン動力源となるが、この状態では出力を50%以下に抑えているらしい。ゲームでは、プラスパーツを装着すると以後常にパワード形態であるが、ドラマCD設定資料によると、Rシリーズは出撃時、状況に応じて通常装備のN装備とプラスパーツ装備のP装備を選択、換装して出撃するとなっている。SRX計画で開発されたPT「Rシリーズ」の3号機。正式名称はREAL PERSONAL TROOPER TYPE-3。指揮官用の軽PTであり、T-LINKシステムを応用した遠隔兵器「ストライク・シールド」を持つ。索敵システムや火器管制にT-LINKシステムが組み込まれており、敵捕捉能力と情報収集能力の高さが特徴。またSRX時には念動フィールドによる合体状態の維持と機体制御を行うため、パイロットには高い念動力の素養、強靭な精神力、部隊指揮官としての知識が要求される。R-2と同様、フレームは基礎構造から新規に開発されたものが使用されている。なおコクピットは立ち乗り式である。企画当初の名称は「ガナドール」であった。R-3にプラスパーツを装着した重爆撃機形態。T-LINKフライトシステムにより飛行可能となり、テレキネシスミサイルが追加される。またSRX合体時にはメインシステムになる。正式名称は「SUPER ROBOT X-TYPE」で、略称として「SRX」と呼ばれる。スーパーロボットとリアルロボットの特徴を兼ね備え、1機もしくは分離状態での3機で戦局を変えうる兵器として開発された、究極汎用戦闘一撃必殺型PT。T-LINKシステム、トロニウム・エンジン、ゾル・オリハルコニウムといった最新のEOTが投入され、既存の機動兵器とは比べ物にならない圧倒的な攻撃力を誇る。しかし投入されたEOTの安定性に問題があり、万が一撃破されてトロニウム・エンジンが暴走した場合には、周囲50kmを消し去るほどの凄まじい大爆発を起こす危険性をはらんでいる(この側面から、自爆兵器としての側面も持つ)。また、腰が一番脆弱なR-3のためもあってか近接格闘戦は各部の関節パーツに負担が大きいのだが、リュウセイがメインパイロットであるため、激しい動作、攻撃を繰り出す。念動フィールドで合体状態の補助を行っている。『α』などではトロニウム・エンジンの調整や関節パーツの調達に問題が発生したため、数十回しか合体変形が不可能。戦闘時にはリュウセイが操縦と攻撃、ライがトロニウム・エンジンとR-1およびR-3パイロットのメディカルチェック、アヤがT-LINKシステムと念動フィールドによる合体状態の維持を担当。特にライの仕事は多く、電測補助、ダメージコントロール、セイフティ管理、冷却材供給、パージされ放置されたパーツの位置把握など多岐に渡る。全身の内訳はR-1が頭部・胸部・背面、R-2の本体が胴体肩関節・装甲および腹部でプラスパーツが腕部、R-3は本体が腰部および大腿部でプラスパーツが脚部となっている。R-1のシールド後部が変形した頭部ゴーグル部分のデザインは、バンプレストのロゴマークがベースとなっている。R-1のシールド前部は胸部に格納され、使用時はZ・O・ソードの柄部分となるが、R-3のストライク・シールドおよびレーザーキャノンについては合体後の所在は不明。『OGクロニクル』におけるエキドナの発言によると、制御プログラムには艦長および部隊運用指揮者の認可、ライが持つ特秘コード、アヤの認証が必要という過度に厳重なプロテクトがかけられている。合体時までプロテクトが解除されることはなく、アヤの認証はT-LINKシステムが用いられる搭乗のたびに設定変更が行われるため、外部からの突破は不可能とのこと。なお、この機体は「X」が示す通り試作型であり、正式採用された暁には「バンプレイオス」の名で呼ばれる予定。『α』シリーズでは本機にこの名称が使われる予定だったが、諸々の事情により見送られ、紆余曲折を経て後継機であるSRXアルタードに与えられることとなった。バンプレストのロゴマークを模した特徴的なバイザーはラフデザイン時点より存在したもので、デザインを担当したカトキハジメは「バンプレストのロボットだとわかりやすいように」「ロゴマークがロボットの目に似ている」との理由を挙げている。またバンプレイオスの仮称もカトキハジメが秘密裏にSRXに与えていた正式名称である。『DW』第25話にて戦闘により半壊状態でセプタギンに埋もれていたSRXがアストラナガンに救出され、ディス・アストラナガンと融合した姿。全体的に融合元であるクォヴレーのディス・アストラナガンというより、イングラムのアストラナガンに準じた姿だが、頭部・両手足・翼はアストラナガンの物をそのまま移植したわけではなく、全て独自のデザインとなっており、胸部や腰部といった欠損せず原型の残っていた部分にはSRXの意匠が残っている。通常のSRXよりもエネルギー出力が高く、本編中では170%という出力にライが驚愕している。無理のある融合(実際には憑依に近いとのこと)であるゆえに短時間でしかこの形態を維持できず、アイン・ソフ・オウルでセプタギンを破壊した後には元のSRXへと自然に戻っていった。ディス・アストラナガンのパイロットであるクォヴレーがDiSRXのコックピットにいる描写がないため、彼が搭乗しているのかどうかは不明。SRXの完成型である対無次元侵入路用超広域殲滅型PT。最大のコンセプトである「XNディメンション」の実装で行き詰まり、開発が難航したが、イルイの協力でクロスゲートを介したこれを引き起こすことに成功、閉鎖空間で窮地に陥っていたαナンバーズを救援に現われる。当初はトロニウム・エンジンに不可欠なトロニウムがハザルに持ち去られていたため、「天上天下念動無双剣」と「天上天下一撃必殺砲改」が使用不可能となっていた。のちにアヤが帰還し、トロニウムを搭載したことで上記武装が使用可能となり、少なくとも攻撃面では100%の性能を発揮できるようになった。SRXとは逆に「合体して戦う」ことが前提の機体であるが、今回は機体強度の確保と開発を前倒しするため、さらには小隊制を導入しているゲームシステム上の制約もあり、分離機構は封印されている。また、本来はリュウセイ、ライ、アヤの3人乗りだが、物語序盤でアヤがMIAとなったためR-3をマイが担当。後にアヤが戻ってきたときのため、ライの手によってR-3部分のコクピットが複座式に改修された。本来なら正式名称は「SRアルタード」となるはず(「X」は「試作」を表すため)なのだが、リュウセイ達の希望で元の名が残され、「SRXアルタード」が正式名称となる。さらにリュウセイによって試作機が冠するはずだった「バンプレイオス」の通称を与えられる。XNディメンションはマイが使用した際は1回発動しただけでかなり消耗したが、サイコドライバーであるリュウセイが使用した際はその後戦闘を行うことができるくらいの消耗であった。また、使用にはある程度の集中が必要である。SRXおよびバンプレイオスが使う手持ち武器の総称。現在までにR-GUNとヒュッケバインMk-IIIのボクサーパーツが確認されている。当初の計画では長距離砲撃戦用と近接格闘戦用の2つの武器が使われる予定だったが、格闘戦用のR-SWORDがボクサーパーツに流用されたため、砲撃戦用のR-GUNのみが運用された。SRXおよびバンプレイオスの砲撃戦用武器として開発された、RWシリーズの1号機。取り回しの悪さを補うべく、変形機構を持ったPTとしての運用が採用されており、頭部はR-1のそれをベースに小型化が図られ、R-3と同様の高性能センサーを装備する。R-2を上回る出力のトロニウム・エンジンを搭載するため、Rシリーズの機体よりも基本スペックは高い。しかし、その出力が不安定なのは相変わらず、そのうえ調整の手間が馬鹿にならないらしい。なお、スーパーロボット大戦シリーズでR-GUNと呼ばれているのは『スーパーヒーロー作戦』のアールガン(ARGAN)であり、『スーパーヒーロー作戦』にはアールガン(ARGAN)の元となった細部の違うR-GUNが存在している。R-GUNにプラスパーツを装着した状態。武装が追加され、この形態で初めてSRXとの連携が実現する。T-LINKフライトシステムという飛行能力が設定されているが、『OG』シリーズにてヴィレッタが念動力を持たなくなった点や多数のパイロット(念動力を持っていない者を含む)が乗り換え可能になった点から、GBA版『OG2』以降のゲームでは飛行能力を持たない。本来はR-GUN同様のSRX専用武器、重力剣Gソードとして開発されていた。しかし、急遽パワードパーツはヒュッケバインMk-IIIの強化外骨格アーマードモジュールへ改修される。ヒュッケバインボクサーの必殺技「Gソード・ダイバー」に、当初の名残が見られる。R-1が元となって作られた機体。

出典:wikipedia

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