スーダンの地方行政区画は、18の州によって成り立っている。2011年7月に南スーダンが独立するまでは、25の州が設置されていた。イギリスとエジプトによって統治されていた時代は、"mudiriyat"と呼ばれる地方行政区画と県で8つ(青ナイル、ダルフール、エクアトリア、カッサラ、ハルツーム、コルドファン、北部、上ナイル)に分けられていた。設置された当初はあいまいなものであったが、第二次世界大戦が始まる頃までには明確になっていた。その後、1948年にバハル・アル・ガザールがエクアトリアから分離された。1973年7月1日に多くの行政区画が新設された。ダルフールから北ダルフールと南ダルフールが設けられ、コルドファンは北コルドファンと南コルドファンに分割された。また、白ナイルとジャジーラが青ナイルから分離され、ナイル川が北部から、紅海がカッサラからそれぞれ分離された。さらに1976年にも細分化が進められた。レイクがバハル・アル・ガザールから分かれ、ジョングレイ州が上ナイルから分かれた。エクアトリアも東エクアトリアと西エクアトリアに分割された。これによって、全部で18に分かれたことになる。1991年、政府は1948年から1973年にかけて存在していた9つの州による連邦制へと再編成を行った。しかし、1994年2月14日、政府は26の"wilayat"(州)を新設する再編成を再度行った。この時誕生した州の大半は、旧来の州か管理準州であった。2005年、スーダン南部の新政府機構の一部として、バハル・アル=ガバル州が中央エクアトリア州に改名され、西コルドファン州は廃止され南北コルドファン州に統合された。2011年7月、南スーダンの独立に伴い南部の10州はスーダンから分離した。
出典:wikipedia
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