『子象物語 地上に降りた天使』(こぞうものがたり ちじょうにおりたてんし)は、1986年に公開された東宝製作の日本映画。昭和15年、東京富士見動物園で象のサクラがハナ子を生んだ。ハナ子は小学生達のアイドルとして成長して行くが、第二次世界大戦に突入すると軍から五大都市圏の動物園に猛獣殺害処分命令が下る。裏技として地方の動物園に引き取りを依頼し長野県の動物園が引き受ける事になるが、軍は移送を認めない。そんな中、軍に極秘裏に疎開させようとする。飼育員の田辺正太と軍の担当者の秋元圭司は同級生であり、その秋元の婚約者である木暮幸子は軍によって音楽の道を閉ざされた人物。それらの人物の葛藤を含んで物語は進んでいく。1984年、この映画での象の出演依頼を受けた湘南動物プロダクション(現市原ぞうの国)経営者の当時11歳だった息子、坂本哲夢がテレビ番組のタイアップもあり、この映画の象の出演に向けた象使い育成のため、タイの「チェンダーオゾウ訓練センター」に初の外国人訓練生として短期留学。翌年、本格的に修行留学を行い、日本人初の象使いとして撮影に臨んだ。後に彼は交通事故で亡くなったが、その人生は『星になった少年』のタイトルで映画化されている。象を輸送するシーンは、静岡県の大井川鐵道の100%協力で行われた。
出典:wikipedia
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