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大阪市営地下鉄中央線

中央線(ちゅうおうせん)は、大阪府大阪市住之江区のコスモスクエア駅から大阪府東大阪市の長田駅までを結ぶ大阪市営地下鉄の路線。正式名称は高速電気軌道第4号線、大阪市交通局では大阪市高速鉄道第4号線と称し、『鉄道要覧』では4号線(中央線)と記載されている。駅番号を表す際に用いられる路線記号は「C」。路線愛称の由来は中央大通の地下を走ることから。ラインカラーは大阪城公園の木々をイメージした緑(スペクトリウムグリーン )である。なお、直通運転している近畿日本鉄道(近鉄)のけいはんな線と相互直通運転実施を機に、両線とあわせて「ゆめはんな」の愛称が名付けられている。大阪市中心部の船場のほぼ中央を横断する中央大通に沿って走り、大阪港に至る。1961年に一部区間が開通して以来、大阪市街の東西方向の交通を担っており、ニュートラムを含めた大阪市交通局のすべての路線との乗り換えが可能な唯一の路線である。大阪市営地下鉄では5番目に利用者が多い(2004年度)。また、2008年度の経常収支では御堂筋線、谷町線に次ぐ黒字を達成している(大阪市営地下鉄の経営状況も参照)。大阪市街において南側の千日前通を走る阪神なんば線・近鉄難波線・近鉄奈良線とは、近鉄が乗り入れている路線同士でありながら九条駅 - 生駒駅間で競合関係にある。大阪市交通局の駅番号は原則として起点駅を11としているが、当路線の起点であるコスモスクエア駅の駅番号はC10である。これは、コスモスクエア駅 - 大阪港駅間が元々大阪港トランスポートシステム (OTS) の路線であって中央線ではなかったためであり(後述)、大阪市交通局がこの区間の第二種鉄道事業者となった後も開始の番号は変更されていない(同じくコスモスクエア駅を起点とするニュートラムもP09から始まる)。ラインカラーの由来とされる大阪城公園の南縁を走る区間は、森ノ宮駅前から本町通と分岐する城南交差点までのわずかな区間に過ぎない。むしろ朝潮橋駅付近で八幡屋公園の南東縁を走る区間のほうが長い。自動放送設備に関して、中央線の接近メロディは上下線ともに他の路線と違い全駅で毎回メロディの鳴る回数がバラバラなうえ途中でよく切れる。長田駅発の時は1回鳴りきらない時もあるが他駅では多いとき5回鳴るときもある。中央線は歴史的経緯(後述)により、距離を示すキロポストが2つに分かれている(矢印の方向にキロ数が増える)。始点のコスモスクエア駅は大阪港咲洲トンネルの咲洲側出入口付近にあり、南港ポートタウン線(ニュートラム)と接続している。中央線は地下2階から発着している。同駅を出て北東に進み、道路併用トンネルである大阪港咲洲トンネルを通る。このトンネルは箇体部分を先に地上で造り、それを海底に沈めて繋ぎ合わせる沈埋工法で建設された。当初は海底トンネルの構想であったが、高架駅である大阪港駅から海底までの勾配がきつくなる(現在の沈埋トンネルでも40‰の急勾配である)ため、工法が変更された経緯がある。大阪港駅手前から東、阿波座駅手前までは高架線で、朝潮橋駅の手前までみなと通(国道172号)の、朝潮橋駅から阿波座駅の手前まで中央大通(大阪市道築港深江線)の中央分離帯上を進んでゆく。この区間を高架とした理由は、浸水被害の可能性(当時は台風や高潮による浸水に何度も見舞われていたほか、江戸時代には南海地震による津波被害を受けたこともあった)、地盤沈下への対策(不等沈下によりトンネルに高低差ができ、排水が困難になる)、地層が大量の塩分を含むシルト層であったことである。地盤沈下対策のため高架部分はラーメン構造にせず、PC桁を連続して架設している。トンネルを出て高架線に入ると大阪港駅に到着する。駅周辺は大阪港(築港地区)として大阪で最初に完成した港であり、明石海峡大橋の開通前は淡路島や四国方面へ向かう高速船とも接続していた。平成に入ってからは海遊館などがある天保山ハーバービレッジなどが開業し、大阪におけるウォーターフロント開発の一大拠点となっている。同駅を出ると、天保山運河を渡りながら阪神高速道路天保山ジャンクションの下を通る。かつてはこの付近で大阪臨港線とも立体交差していた(今でもその部分は鋼桁のままである)。さらに高架線を進み、右手に八幡屋商店街、左手に大阪市中央体育館(大阪国際見本市会場跡地)が見えると、左にカーブしてみなと通(国道172号)と別れ、高架線が中央大通に入ったところで朝潮橋駅に到着する。かつてはこの駅の南側に港検車場があり、単線分岐していた。ここから先は阪神高速16号大阪港線と一体化した高架区間を走行する。右にカーブして進むと、JR大阪環状線と接続する弁天町駅で、ホームは阪神高速17号西大阪線の上にある。そのまま進むと、阪神なんば線と接続する九条駅に到着する。しばらく進むと右にカーブして、進路が北東からほぼ東に変わる。木津川を渡った先で地下に入ると、千日前線と接続する阿波座駅に到着する。駅西側の地下線進入口には防潮扉がある。阿波座駅から東の地下区間は、中央大通の下を通る。同通と併行して、阪神高速16号大阪港線、13号東大阪線が真上の高架部分を走る。阿波座駅の東で千日前線との連絡線と合流し、四つ橋線との連絡線分岐点を過ぎる。上下線が広く分かれたところで御堂筋線・四つ橋線と接続する本町駅に、続いて堺筋線と接続する堺筋本町駅に到着する。本町駅から堺筋本町駅にかけては古くから大阪の中心として栄えた船場にあたり、現在も周辺は中心業務地区の一つとしてオフィス街になっている。中央線も船場センタービルの真下を走る。堺筋本町駅の東で東横堀川をくぐり、しばらく東進すると、谷町線と接続する谷町四丁目駅に到着する。駅周辺は大阪城の西(大手前)に広がる官庁街で、同駅は大阪府庁本庁舎、大阪府警察本部庁舎のほか、NHK大阪放送局、国立病院大阪医療センター、難波宮跡の最寄り駅である。谷町線への連絡線と合流し、大阪城公園の南縁付近を東に進むと、長堀鶴見緑地線とJR大阪環状線と接続する森ノ宮駅に到着する。駅の北東側には中央線のほかに谷町線・千日前線の車両の検査などを担当する森之宮車両工場・検車場と、JR大阪環状線の車両基地である吹田総合車両所森ノ宮支所がある。さらに東に進み平野川をくぐると今里筋線と接続する緑橋駅に、さらに平野川分水路(城東運河)をくぐると深江橋駅に到着する。東大阪市に入ると、JRおおさか東線高井田中央駅と接続する高井田駅を過ぎ、長瀬川と第二寝屋川の下を通って、終点の長田駅に到着する。中央線は同駅が終点であるが、一部を除くほぼ全列車が近鉄けいはんな線生駒駅・学研奈良登美ヶ丘駅に直通する。長田駅から近鉄けいはんな線学研奈良登美ヶ丘駅まで相互直通運転を行っている。運転間隔は朝ラッシュ時は4分間隔、昼間時間帯は7分30秒間隔(1時間あたり8本)で、半数の列車はけいはんな線生駒駅で折り返す。そのほか朝夕ラッシュ時に車両基地のある森ノ宮駅発着の区間列車、早朝と夜に長田駅 - コスモスクエア駅間の線内折り返し列車が少数設定されている。近鉄けいはんな線生駒駅 - 学研奈良登美ヶ丘駅間が2006年3月27日に開業し、運転区間が延びたことと、近鉄線内でのワンマン運転開始に伴って駅における停車時間が伸びたことから、所要時間の短縮のため近鉄けいはんな線内では最高速度が 70 km/h から 95 km/h に引き上げられた。これは第三軌条方式を採用している日本国内の鉄道路線では最高速度である。なお、快速列車の運転も検討されていたが見送られた。乗務員の交代は森ノ宮駅と長田駅(長田駅では大阪市営地下鉄と近鉄の運転士が交代)で行われる。森之宮検車場への入出庫の関係で森之宮検車場所属となっている千日前線の車両はラッシュ時前後を中心に阿波座駅 - 森ノ宮駅間で毎日、森之宮工場で車両検査を行う谷町線の車両は谷町四丁目駅 - 森ノ宮駅間でそれぞれ回送列車として、また、森之宮工場での検査後の試運転で千日前線と谷町線の車両が森ノ宮駅 - 大阪港駅間を走行することがある。20系・24系ともに学研奈良登美ヶ丘駅まで乗り入れており、大阪市所有の車両が日常的に大阪府外の奈良県へ直通する唯一の路線である。2006年末の時点では大阪市営地下鉄では唯一、ホームの列車案内表示装置がコスモスクエア駅を除いて旧型の行灯式だったが(コスモスクエア駅と御堂筋線・谷町線・四つ橋線・堺筋線・長堀鶴見緑地線の各駅はLED式、千日前線・今里筋線各駅はフルカラーLCD式)、2007年1月になり各駅で列車案内表示装置の更新工事が始まり、同年3月に比較的新しかったコスモスクエア駅の列車案内表示装置も交換され、全駅の更新が完了した。更新された列車案内表示装置は、千日前線と今里筋線でも採用された液晶式である。また、2007年1月10日 - 12日に発車ベルが作動する駅のみ発車メロディが導入されたが、同年3月24日に発車ベルがなかった駅にも発車メロディが導入され、全駅への導入が完了した。この日は同時にホームの自動列車接近放送が御堂筋線タイプに英語放送を追加したものに更新され、さらに列車案内表示装置はあらゆる文字情報が表示されるようになった。けいはんな線開業を前にして、2006年に谷町線所属の20系9編成(2631 - 39F)が転入。これと入れ替わる形で、中央線所属の24系9編成(24605 - 611・651・652F)が谷町線に転出し22系50番台(22655 - 663F)となった。24651・652Fは元大阪港トランスポートシステム (OTS) 所属編成。大阪市に移籍後OTSの文字が消されたが、谷町線に転属するまでOTS時代の塗装はそのままだった。転属後は谷町線カラーに変更、ただし内装はOTS時代のままである。近鉄けいはんな線開業前の2006年3月以前に転属したため、生駒以東に営業列車で乗り入れたことはない。24656Fは、2601Fの運用終了に伴い、四つ橋線23系23606Fにリフレッシュ工事とけいはんな線乗り入れ対応改造を施工した上で転属したものである。これらすべての車両には、後述の近鉄車両と同様、生駒トンネル内にある連続勾配に備えて、抑速制動を完備している(過去に使用された30系・50系も同じ)。当線に乗り入れる近畿日本鉄道の車両。どの列車がどちらの車両で運転されるかは、近鉄がダイヤ改正時に発刊している「近鉄時刻表」(中央線内のみで運転される列車は掲載されない)で判別できる。「近鉄時刻表」に記載されているけいはんな線の列車番号は東京メトロの各線と同じような付与方を採用しており(近鉄の他の鉄道路線とは列車番号の付与方が異なる)、列車番号の千位・百位は始発駅の発車時間帯を、十位・一位は車両の運用番号を表している。2013年(平成25年)3月23日改正ダイヤにおける運用番号は、大阪市交通局所属車両(20系・24系)が01 - 、近鉄所属車両(7000系・7020系)が70 - 、となっている。東京メトロでは列車番号の頭に「A」「B」を付与して方向を区別しているが、けいはんな線では学研奈良登美ヶ丘方面行きには前述の法則に3000を加算した列車番号を付与して方向を区別している。なお、平日朝方に学研奈良登美ヶ丘駅始発の列車が増発された2009年(平成21年)8月30日改正ダイヤにて、大阪市交所属車両1本がけいはんな線内で、また近鉄所属車両1本が中央線内でそれぞれ夜間留置となる「外泊運用」が設定されたが、2013年3月改正ダイヤにて外泊運用は再び設定されなくなった。コスモスクエア駅 - 大阪港駅間は大阪港トランスポートシステム (OTS) の南港・港区連絡線(テクノポート線)として1997年に開業した。大阪府咲洲庁舎(コスモタワー、当時は大阪ワールドトレードセンタービルディング)やアジア太平洋トレードセンター (ATC) などがある南港コスモスクエア地区と大阪市中心部を結ぶ役割を担っているが、運賃体系が別立て(2005年6月時点で大人全線230円均一)のため通算運賃が割高となり、利用者数が開業当初見込みより低迷していた。そこで、大阪市営地下鉄と運賃体系を統一することで運賃を値下げして利用者増加を図ることになり、大阪港トランスポートシステムは2005年2月9日に鉄道事業廃止届を提出するとともに、テクノポート線大阪港駅 - コスモスクエア駅間の線路以外の施設・車両などを大阪市に売却し、第三種鉄道事業者として線路を大阪市交通局に貸与する形をとり、同年7月1日から大阪市交通局は第二種鉄道事業者として同区間を中央線の一部として運営することになった。なお、それまで弁天町と南港を結び、OTS線に比べ運賃が安いため利用者もそれなりにいた大阪市営バスの44・44A系統(弁天町バスターミナル - ポートタウン東駅前・南港バスターミナル)が、前述のOTS線移管に伴う運賃の値下げにより乗客が減少することが見込まれるため、2005年8月16日から運行経路と区間が変更され、本数もこれまでより削減された。詳細は「大阪市営バス酉島営業所#44号系統」を参照。乗務員は大阪市交・OTS両社局ともコスモスクエア駅 - 長田駅間を通しで乗務していた。※上記のキロ数は実キロ中央線(大阪港駅 - 弁天町駅間)の起工式から開通式までの建設記録映画。廃止直前の市電やその路線の撤去、スチームハンマーによる杭打ち、基礎工事、高架線建設、クレーンによる車両吊り上げ、当時の大阪市長中井光次によるテープカットなど、建設当時の様子を知ることができる貴重な映像が収められている。この映画の16ミリフィルムは大阪市公文書館に保管されている。なお、大阪市交通局の書庫にはオリジナルフィルムを転写したVHSビデオ(モノクロ・音声付き)が保管されており、情報公開請求により閲覧やDVD転写による入手が可能である。全駅大阪府に所在。以下は、大阪市営地下鉄中央線との相互直通運転区間である近畿日本鉄道けいはんな線の長田 - 学研奈良登美ヶ丘駅間を利用した輸送人員である。なお、2006年3月27日までの路線名は近畿日本鉄道東大阪線で、その相互直通運転区間も長田 - 生駒間であった。

出典:wikipedia

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