『トラック狂走曲』(トラックきょうそうきょく)は、メトロが開発し、2000年にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)からアーケード版がリリースされたレースゲームである。2000年12月14日に開発元のメトロからPlayStation 2版も発売された。トラックに乗り、5つのステージをチェックポイントを越え、ゴールするのが目的。「義理と人情」をテーマにした4人のトラッカーのストーリーも存在する。ナンバープレートに当時のナムコの本社所在地である矢口の地名が記されているなど筐体はデコトラのイメージを多く含んでいる。筐体後部の「呑まれてみたい恋の荒波」という独特の飾り文字は、本物のデコトラ装飾を業としているすずき工芸によるものである。BGMも冠二郎が歌う演歌という他に類を見ない選曲である。トラックの操作は、アクセル・ブレーキ・ステアリングだけであり、7速シフトのAT(一部8速や16速も存在する)のみである。トラックにもかかわらずドリフトも可能になっている。殆どのコースでは最高速度が100km/h前後だが、下りの急勾配、高速道路では160km/h近くまで加速する事もある。(ちなみに現在大型トラックには90km/hで作動するリミッターの装着が義務づけられているので、実際この速度を出せるトラックを走らせるのは違法である。但し花江のトラックは輸入車と思われる為対象外となる。)制限時間はチェックポイント通過時、特別手当給付時、風来坊攻撃時に増加する。逆に一般車破壊時には「天罰 -1」等と表示され、ペナルティとして時間が減少する。一般車の場合は-2秒 カーキャリア・トラックなどは-4秒 パトカーは-9秒である。但しステージ2の分岐先にある廃車群、カーキャリアが落とす車、最終ステージの事故車は対象外。公式サイトの開発中画面ではタコメーター、同社のリッジレーサー(レボリューションまで)のようなバーグラフ式ギア表示が見られる。実機ではオミットされている(あるが使用していないのが殆ど?)模様。また変速方式の表示位置から元々はMTの使用も意図されていたようにも見える。設定により、普通に選ぶか、2択の質問に答え、結果から決定するものの2つがある(公式サイトの説明からは、2択の質問によるセレクトがデフォルトのようである)。コース上にいる、猫、牛、老婆などに突進すると、「人情避け発動!」と表示され、それを避ける動きをして、ルートを大きく変える。その先は一歩間違えればゲームオーバーのルートであるのが殆ど。各ステージのコース上には、幾つかの分岐がある。それはショートカットとして使えるものがほとんどだが、崖や電車が走行する箇所など危険なルートとなっている(その地点ではドクロマークが表示される)。こうしたショートカットルートの通過に成功すると「度胸あり!」と表示され、「度胸ポイント」が追加される。1ステージの海や、2ステージのジャンプ橋の端に寄せると、度胸ポイントがかなり追加される。2008年現在は終了しているが、度胸ポイント祭りというイベントが公式サイトで行われていた模様。ちなみに崖ルート終盤の吊り橋では車輌感覚を掴む為か強制的にビハインドビューに変えられる。ゲーム中はBGMは自由に変更可能になっており、カーステレオを模したものになっている。括弧内はデフォルトの場合のBGM。人情避けのルートでは別のオリジナルBGMが使われる。
出典:wikipedia
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