ムーンバラッド ("Moon Ballad") とは、アイルランド生産、ドバイ調教の競走馬である。おもにヨーロッパやドバイで走り、ドバイワールドカップを含む重賞4勝を挙げた。2001年9月、ニューマーケット競馬場でデビュー。初戦は2着だったが、翌年、地元ドバイのナドアルシバ競馬場のダート戦で初勝利を挙げる。その後、初の重賞挑戦となったUAEダービー(G2)で4着となり、続くニューマーケットステークスで2着となった後、エプソムダービーへのプレップレース・ダンテステークス(G2)を制し重賞初勝利を挙げた。本番のエプソムダービー(G1)では7番人気ながら3着と健闘した。秋はセレクトステークス(G3)を制して迎えたチャンピオンステークス(G1)で、1番人気に支持されたが2着だった。2003年の4歳初戦、久々のダート戦マクトゥームチャレンジラウンド2(G3)を制し、迎えた地元最大のレース・ドバイワールドカップでは、2着のハーランズホリデー(Harlan's Holiday)に5馬身差をつけ、G1初優勝と父シングスピールとのドバイワールドカップ父子制覇を果たした。しかしその後はG1を4走するがいずれも凡走し、アメリカに遠征して挑んだジョッキークラブゴールドカップ5着を最後に競走馬を引退した。競走馬引退後はダーレー・ジャパン・ファームの所有種牡馬として日本に輸入され、優駿スタリオンステーションに繋養されていた。2007年から産駒がデビューしている。2007年に流行したお笑い芸人の小島よしおの持ちギャグを馬名とした産駒ソンナノカンケーネがワイドショー等で取り上げられ話題となった。2009年に種牡馬を引退し、現在はイギリスで余生を過ごしている。母ベルベットムーンは英G2ロウサーステークスの優勝馬。その半弟にデルビーイタリアーノ(イタリアダービー)などG1競走2勝のセントラルパークがいるほか、祖母の半弟に重賞2勝のカレアフォーリーがいる。
出典:wikipedia
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