『三千世界の鴉を殺し』(さんぜんせかいのからすをころし)は、津守時生の小説作品。また、小説を原作にしたドラマCDである。挿絵は藍川さとる(後に古張乃莉名義に変更)、TOKAI(雑誌掲載時のみ)と経て、現在は麻々原絵里依が担当している。新書館の小説Wingsに連載され、ウイングス文庫より発行。2013年現在、小説は17巻まで、CDは10巻までが発売されている。連載10年を記念して、「三千世界の鴉を殺しマガジン」が発売された。タイトルは高杉晋作が作ったとされる都々逸が元ネタになっており、作中でも重要な意味を持つ。角川スニーカー文庫の、『喪神の碑』シリーズ及び『カラワンギ・サーガラ』シリーズの続きにあたり、これらに登場するO2(オリビエ・オスカーシュタイン)とマリリアードの女性体クローンの息子であるルシファード・オスカーシュタインが主人公の遠未来SF。軍上層部の思惑絡みで、辺境惑星にあるカーマイン基地に左遷されてしまったルシファードは、初めての地上勤務で様々な人間との出会いを果たす。そんな中、麻薬の売人が誘拐された事件に関わったことから、バーミリオン星で繰り広げられる陰謀に巻き込まれてしまう。カッコ内はドラマCD版の声優少尉以上の階級を持つ機動歩兵科の士官について記載する。機動歩兵科以外の士官と、下士官について記載する。都市警察機動保安部第5課(通称電脳課)の刑事。レッド以外は脳の一部を損傷しており、補助頭脳として人工頭脳を埋め込む手術を合法的に受けている。都市警察本署が何者かによる爆破を受けたことで、ウンセット部長によって病院送りにならなかったメンバーが一時カーマイン基地に身柄を保護され、その後ルシファードの極秘プロジェクトに協力する「プロジェクト分室」メンバーとなる。本作には様々な人類が登場している。以下に、作中に実際に登場している人種について記載する。また該当者の数が少ないものについてはキャラクター名を記載する。本編の内容を収録したドラマCDが2002年から発売されている。2013年4月現在は10巻まで(5巻は前・後篇という構成)の11枚となっている。初回限定生産特典として、書き下ろしのプチ文庫が付く。内容は本編終了後が舞台で、1巻ごとに1月経過する。CD第1巻から5月の内容が始まっている。5巻後篇分はキャストによる座談会CDと年末が舞台の小説が書かれたブックレットが封入された。また、雑誌や「三千世界の鴉を殺しマガジン」にも付録CDがある。
出典:wikipedia
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