『バーニングライバル』（Burning Rival）は、セガ（後のセガ・インタラクティブ）が1993年にリリースしたアーケードゲームである。当時のセガが開発していた中で最も高い2D性能を持つシステム32上で開発され、『ストリートファイターII』に始まったブームの中、セガから当時唯一のスタンダードな2D格闘ゲームとして発売された。トレードマークである椰子の木マークが描かれていないので、あまり知られていないがの開発である（ただし、鈴木裕の作品ではない）。点数システムが特殊である。敵に技をヒットさせたときだけではなく、ガードさせたとき（通常技、必殺技問わず）にも点数が入る。『ゲーメスト』のハイスコア集計では、手数の多い技を持つジャクスンのスコアが、他のキャラクターと比較して突出していた。対人対戦時のいわゆる対戦デモ（音声で「○○VS××」）では、キャラクター名ではなく、そのキャラクターの属性（例:アーノルドは「Karate Master」、飛鳥は「Ninja Girl」など）で呼ばれる。アメリカの中級都市、ディスティニイシティで数年に一度行われるルール無用の格闘大会に、世界中の猛者たちが集った（オープニングデモより）。『ストリートファイターII』（以下『ストII』）と同様の1レバー、6ボタン、レバーガードである。1・2・3ボタンがパンチ、4・5・6ボタンがキックとなる。必殺技コマンドも『ストII』と同様の、いわゆる波動・昇龍コマンドやレバー後ろ溜めコマンドを持つキャラクターが多く、2D格闘ゲームの操作としてはオーソドックスである。（以上、「カルト格闘ゲーム大行進」より）

出典:wikipedia