ロシア国立シンフォニー・カペラ(、)は、モスクワを本拠とする演奏団体。オーケストラと合唱団の複合組織である。オーケストラは、1957年にサムイル・サモスードを指揮者として結成された全連邦放送オペラ・シンフォニー・オーケストラ()を前身とし、後にソヴィエト国立文化省交響楽団(、)の名称でゲンナジー・ロジェストヴェンスキーを音楽監督として再編成された。その後、ソヴィエト・フィルハーモニー交響楽団、モスクワ・シンフォニック・カペレを経て現在名になった。合唱団は、ヴァレリー・ポリャンスキーがモスクワ音楽院在学中の1971年に立ち上げたモスクワ音楽院室内合唱団()を前身とする。この合唱団は、1975年にイタリアのアレッツォで開催された国際ポリフォニー合唱コンクールで最上位となり、国外でも認められ、後に同団のメンバーが中核となって文化省傘下のソヴィエト国立文化省室内合唱団(、)に再編成された。1991年、ソ連崩壊に伴う混乱の中、ロジェストヴェンスキーは辞任し、オーケストラと合唱団は合併、翌1992年よりポリャンスキーが芸術監督兼首席指揮者に就任した。1990年代後半から2000年代半ばまでポリャンスキーの指揮によりシャンドス・レーベルに合唱作品を含む多くの作品を録音している。同レーベルへの録音は、合唱団は「Russian State Symphonic Cappella」、オーケストラは「Russian State Sympony Orchestra」の名義で行っている。日本国内では、オーケストラは「ロシアン・ステイト・シンフォニー・オーケストラ」「ロシア国立交響楽団」などと訳されて媒体が発売されている。合併前は特に記す以外はメロディア録音オーケストラ全連邦放送オペラ・シンフォニー・オーケストラ時代ソヴィエト国立文化省交響楽団時代(ロジェストヴェンスキー指揮)合唱団(ポリャンスキー指揮)モスクワ音楽院室内合唱団時代ソヴィエト国立文化省室内合唱団時代合併後(ポリャンスキー指揮、特に記す以外はシャンドス録音)
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。