ジャック・ラドラ （Jack Ladra, 1933年4月11日 - ）は、アメリカ合衆国のハワイ準州（）出身の元プロ野球選手（外野手、二塁手、一塁手）。父親はスペインとポルトガルの血を引き、母親はフィリピン及び中国系である。メジャーリーグもマイナーリーグも経験していないアマチュア選手だったが、1958年に来日し東映フライヤーズに選手として入団した。1年目から主に三番打者を務め、その期待に応えた。監督推薦でオールスターゲームに初出場し、この年はチームの最多本塁打と最多打点を記録、規定打席（14位、打率.240）にも達した。本来は外野手だったが、1961年には二塁手、1963年からは一塁手をこなし、7年間にわたり日本でプレーした。1962年の阪神との日本シリーズでは第3戦から一番打者に抜擢され、25打数4安打と成績は今一つだったが、チームの日本一に貢献した。温厚な性格でナインともよく打ち解けていたという。俳優ばりの甘い顔立ちで大人気だった。

出典:wikipedia