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短弓

短弓(たんきゅう)とは、日本での弓の分類から作られた言葉で、日本の小弓(楊弓)と呼ばれる和弓以外の、丈の短いM字に屈曲した弓を指す。世界的には、中国の弓も西洋や東洋の多くの弓は短弓であるが、あくまでも「日本の大弓と呼ばれる和弓」が世界的な弓の大きさから逸脱しているので、日本以外では自ら「短い弓」とは呼ばない。半弓とも呼ばれる。短弓とはいわず、コンポジットボウ(合成弓という意味)がよく使われる名称であるが、長弓(和弓の大弓・ロングボウ)以外の弓、特にユーラシア大陸中央部の騎馬民族が好んで使用した合成弓や複合弓を指すが、西洋の弓や中国の弓も構造的によく似ている丈の短いM字屈曲型の合成弓である。合成弓でもないもっと原始的な単弓・丸木弓も丈が短いことがほとんどなので短弓に含まれる。例として、古代ペルシア軍は歩兵重視のスパルタ軍に対し、騎馬弓兵を主として短弓を用いたが、「2秒に1本の割合で速射し」、射程の短さに関しては40km/hで走る馬の機動力で補った(ただし地形を選び、馬の機動力を削ぐ環境では遅れる)。「1分間に換算すると30本の矢を射ることが可能」であり、古代イギリスのロングボウ(歩射)の2倍以上の速射性がある(長弓を参照)反面、距離を縮める騎兵戦術でこそ成り立つ。また、ロングボウのように腕力を必要とせず、扱いやすいことも利点といえる。モンゴル軍の短弓についても貫通力が低いという欠点を補うため、鏃に毒薬を塗る戦法、いわば毒矢を用いた。一方で、弓の構造上から威力は高く、日本の鎧では十分に防げなかったとする見解もある。長弓の場合、『保元物語』などで、鎧武者も貫通する記述がみられるが、短弓に関する記述として、『土佐物語』巻第十七「繋ぎの城々 大蛇の事」には、朝鮮出兵中、嘉山城において李王理という半弓の使い手が黒田長政の左腕に射当てるが、長政はこれを事ともせず、敵中へ入り、そのまま王理を討ち取ったと記述されており、足止めにもなっていなかった描写がある。

出典:wikipedia

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