ソニックライダーズ(SonicRiders)は、セガ(後のセガゲームス)から2006年2月23日に発売されたレーシングゲームソフト。プラットフォームは、ニンテンドーゲームキューブ、PlayStation 2、Xboxのマルチプラット(Xbox版についてはXbox 360でも完全ではないがプレイ可能)。特にGC版とXbox版はセガ最後のGC・Xbox用ソフトであった。ソニックライダーズシリーズの第1作。バビロン盗賊団「ジェット」「ウェーブ」「ストーム」の三人の初登場作品でもある。ソニックシリーズのレースゲームとしてはこれが4作目となる。過去のレースゲームはカーレースだったのに対し、本シリーズは「エクストリームギア」という架空の乗り物を用いた空中レースとなる。また、他作品のキャラクターがゲスト出演がすることも特徴である。映像は基本的に3DCGだが、オープニングムービーのみ2Dアニメーションという珍しい手法がとられている。なお、オープニングムービーは『ソニックX』を手がけたトムス・エンタテインメントではなく、Production I.Gが担当している。技術が発達した近未来都市。そこでソニック一行は盗賊団「バビロン」に出会う。しかし、ソニックは盗賊団のリーダー「ジェット・ザ・ホーク」の操る「エクストリームギア」に敗北してしまう。その後、エッグマンがエクストリームギアの世界大会、「ワールドグランプリ」の開催を宣言した。そして出場チームの中には「バビロン」の名前が。ソニックはジェットに勝利し、エクストリームギアの最速も証明するためにワールドグランプリに出場する。本作は「エクストリームギア」と呼ばれる浮遊ボードを使用してレースを行う。エクストリームギアは溜め込んだ空気(エア)を放出する事で移動、浮遊する。そのため普通にギアで移動するだけでも溜め込まれているエアは少しずつ減っていき、エアがなくなるとギアに乗っているキャラ自身が走って移動しなければならない。エアは後方を攻撃できるトラップ「トルネード」を発生させる際にも使用し、また大量に使用することでギアを大きく加速させる「エアブースト」が発動する(この時ライバルに接触すると、相手にダメージを与えエアを奪う「アタック」が発生する)。エアの補充方法は以下の通り。また、上述したタイプスキルは以下の種類がある。本作ではスタートの方法が独特である。スタート時に現れる緑色のガイドラインがカウントダウンと共に前進、ラインがスタートラインに重なった瞬間にレースが始まる。プレイヤーは初めギアに乗っていない状態で、そのラインの動きに合わせて走り、0秒(=スタート)になるべく近いタイミングでスタートラインを越え、ギアに飛び乗ることになる。なお、カウントダウンが0秒に達する前にスタートラインを踏み越えてしまうと、フライングと見なされタイムロスとなる。エクストリームギアはキャラごとにあるデフォルトのもの以外にも、性能及び特殊能力を持ったものが複数存在する。コース上で拾うか大会に優勝してリングを貯めれば、それと引き替えにギアを購入できる。ここでは、本作におけるキャラクターの特徴を記述する。各キャラクターの詳細な設定などは、個別記事またはソニックシリーズに登場するキャラクターの一覧の項を参照。メインモードとして、「フリーレース」「ワールドグランプリ」「タイムアタック」「ストーリー」「ミッションモード」の5種類が用意されている。「フリーレース」は一般的なレース。ルール変更や多人数プレイも可能である。「タイムアタック」はプレイヤー1人でのレース。より早いタイムを目指すため、自分の「ゴースト」を保存して共に走らせることも出来る。「ストーリー」では、ヒーローズサイドとバビロンサイドのどちらかを選び、ワールドグランプリに挑むソニック達を追う。内容は「○○に勝て!」や「○位以内でゴールせよ!」などシンプルなレース形式である。「ワールドグランプリ」は、ヒーローズサイドとバビロンサイド、2種類の大会から1つを選び、決められた5つのコースを走って順位を競う。優勝者には、成績に応じて賞品も用意されている。「ミッションモード」では、ソニック達を操作してバビロン盗賊団に与えられたミッションを遂行する。この時、出来具合に応じてランクが与えられる(ゴールド・シルバー・ブロンズ)。また「ジャンク」を回収するミッションを遂行し、5種類のジャンクを集めると、その量に応じて様々なギアを制作することが出来る。本作は3Dソニックシリーズには珍しく、4人まで対戦可能である。「フリーレース」では従来のレース形式で、「タッグモード」では2vs2のチーム戦で、「サバイバルモード」では他のモードと違うオリジナルルールで対戦できる。また「ワールドグランプリ」も、2人までなら参加可能。タッグモードでは、1P/2P、3P/4Pでチームを組む。それぞれのチームはパートナーと連携して走らなくてはならない。パートナーとの距離が離れすぎると、先行している方が落雷を受け、しばらく操作できなくなる。パートナーとの距離は、画面中央の電波マークで確認可能。また、エアも2人で共有することになる。チームのどちらかのキャラがゴールした時点で勝利となる。サバイバルモードでは、カオスエメラルドを奪い合う「レース」とアタックを仕掛け合う「バトル」がある。「レース」はカオスエメラルドを持って一定区間を逃げ切ることで、「バトル」では他のキャラクターのライフをすべて0にすることで、それぞれ勝利となる。なお、タッグモードとサバイバルモードには、リングが存在しない(=レベルアップもない)。
出典:wikipedia
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