鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー(くろがねのほうこうツー ウォーシップコマンダー)は、マイクロキャビンが開発し、コーエーから2002年にWindows版が発売された第二次世界大戦期を題材にした海戦アクションゲームである。しばしば『2』『(エクストラキットに対しての)無印2』『WSC2』等と略される(以下、『2』と略記)。鋼鉄の咆哮シリーズのWindows版第2作である。PS2版も2004年に発売されているが、PS2では鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー (WSG) が先に発売されているため、PS2版ではシリーズ第3作となる。鋼鉄の咆哮シリーズのWindows版第2作にあたる。2002年に発売。第二次世界大戦が激化する中、プレイヤーは極秘の奇襲作戦の為軍艦に乗務し、目標海域に向かう途中であったが、突如として奇妙な光に包まれ、異次元世界(パラレルワールド)へと飛ばされてしまう。その直後謎の軍艦に襲撃を受け危機に陥るプレイヤーだったが、「第零遊撃部隊」を名乗るもの達に助けられる事となる。彼らの話によると光の向こう側の世界では、「超兵器」なる兵器が出現しており、プレイヤーが光の向こう側の世界に飛ばされたのもその「超兵器」が持つ特殊能力のためであるらしい。プレイヤー達は「超兵器」を破壊する為、ひいては自らの帰還と、元の世界への「超兵器」の干渉を防ぐため、その発生するノイズを追いかけて世界中を駆け巡る。グラフィック等、いわば見た目の点で『1』から劇的に変化した部分はない。一方、ゲームシステムの面ではかなりの変化があった。『1』では常に1隻での出撃だったが、『2』ではプレイヤー艦の他に、既製の艦船を従属艦として3隻まで、即ち最高4隻での出撃が可能になった。『1』では、作戦目標は1マップにつき1つが原則であったが、『2』では複数(マップと条件によっては10以上)の目標が提示される。目標には「主目標」と「副目標」があり、「主目標」を最低1つ達成しないとステージクリアしたことにならない。パーツの種類が増え、又、特定のパーツについては「特殊研究機関」に預けることでパワーアップが図れるようになった。また、新しく搭載された「簡易設計」システムにより同種類のパーツの交換が簡単になった。史実艦に基づいた「組み立てキット」が導入され、艦船設計時に一からパーツを組み合わせる必要がなくなった。しかし実際には、(現実世界では高性能であっても)ゲームの中で全く改造せずにそのまま利用できる艦は、ごくごく一部である。漂流兵の扱いが変わり、10人貯めずとも、1人回収した時点で耐久力が(僅かではあるが)回復するようになった。またストーリーモードとは別に「サバイバルモード」が追加された。内容はストーリーモードの艦で最初のステージから装備を変更せずにどこまでいけるか競うモード。第2作目の拡張キットで、ストーリーとしては第2作目の続編に当たる。2003年発売。しばしば『EK』『2EK』『曰く(いわく;アルファベットのEKに似ている為)』等と略される(以下、『2EK』と略記)。「超兵器」をすべて破壊した事で、元の世界に戻る為の光が発生した。プレイヤーの艦が光の中に入り込む直前、突如として、全滅させたはずの「超兵器」のノイズが検出された。プレイヤー達は残った「超兵器」を完全に破壊する為、光への突入を中止し、再び世界を回る。コーエーの作品に多い「パワーアップキット」の一種だが、パワーアップキットとは異なり、『2』本体がなくても『2EK』単体で動作する。しかし実際には、『2EK』のみでプレイしたとき、『2』のみの場合に比べて難易度はかなり高くなり、技術力にも制限がかかる為、高性能のパーツを入手しても設置できない等の問題がある。逆に『2』と『2EK』を両方インストールした場合、従来既製艦のみであった従属艦を自作艦から選べるようになったり、技術力の限界が『2』以上となり新規追加されたより強力な部品が生産できるようになる等の追加要素もある。EXのステージに新たに登場する超兵器に一度負けると、超兵器が弱体化するシステムが導入されている。また『2』のステージも『2EK』のシステムで遊べるため、この二作はセットで考えるべきだろう。実際、コーエーからもセット商品として『鋼鉄の咆哮2 〜ウォーシップコマンダー〜 プレミアムパック』が発売されている。なお、この2EKのみステージの再チャレンジがエリア毎ではなく自由に行なえるようになっている。(『2』と『2EK』を両方インストールした場合、『2』のステージも含む)2004年に発売された鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダーのPlayStation2版だが内容は大きく異なる。PS2版では鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー (WSG) が先に発売されているため、PS2版ではシリーズ第3作となる。世界を二分する大国として認識されていたナーウィシアとウィルシアの微妙な軍事バランスの元、かろうじて軍事的停滞状況による平和を維持していた世界。しかし、突如としてウィルシアが周辺諸国へと侵攻を始め、その平和は破られる事となった。ナーウィシアを始めとする各国は独自戦力でこれを迎え討ったが、その侵攻は止まる事は無く、遂には最前線に存在したナーウィシア軍作戦司令部が陥落してしまう。様々な情報を収集、統合した結果、ウィルシア軍が現代の技術水準を超越した「超兵器」と呼ばれる巨大兵器を戦線投入している事が判明。指揮系統を失ったプレイヤーを含むナーウィシア残存艦隊は、独自にウィルシア軍に対する戦闘行動を開始する。PS2版では1作目と違いWindows版の移植ではなくオリジナルの作品となった。しかし「従属艦を3隻まで出撃可能」「副目標の追加」「組み立てキット(PS2版だと完成艦)」などのシステムは一緒である。大きく変更された点は以下の通り。
出典:wikipedia
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