友永 和秀(ともなが かずひで、1952年(昭和27年)4月28日 - )は、日本のアニメーターである。高校卒業後、大阪で半年間のサラリーマン生活を送った後に上京、1971年(昭和46年)、作画プロダクションタイガープロ、1975年(昭和50年)、OH!プロダクション等を経て、1980年(昭和55年)テレコム・アニメーションフィルムへ入社。現在はテレコム取締役である。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。1972年(昭和47年)、テレビアニメ『デビルマン』動画でデビュー。白土武が代表を務めるタイガープロ時代は、『マジンガーZ』、『宇宙戦艦ヤマト』などに参加。OH!プロダクション時代には、小松原一男が作画監督を務める回の『UFOロボ グレンダイザー』『マグネロボ ガ・キーン』『超人戦隊バラタック』等、主に東映動画制作のロボットアニメの原画を担当する。1979年(昭和54年)にOH!プロダクションからテレコムへ出向し、1980年(昭和55年)に『姿三四郎』で作画監督デビューした。その後はテレコムの海外との合作作品および、日本国内向け作品、親会社であるトムス・エンタテインメント作品等に参加している。特に注目度と評価の高い作品は以下の通り。1974年(昭和49年)テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の戦艦大和の回想シーンと七色星団の決戦シーン、1979年(昭和54年)テレコム制作の劇場用アニメ『ルパン三世 カリオストロの城』のカーチェイスのシーン、同、劇場用アニメ『銀河鉄道999』のクライマックスでのアルカディア号の戦闘シーンなどである。1984年、近藤喜文と共同制作した『リトル・ニモ』の3分半のパイロット版はアメリカのアニメ業界で評判を呼び、友永の代表作の一つとの声もある。同業者の大塚康生によると、動きのセンスとメカに強いことなど、アクション技術を高く評価している。『宇宙戦艦ヤマト』『銀河鉄道999』等に共に参加した、同じく同業者である金田伊功は「友永はライバルであり、友人である。」と語っている。1982年頃に制作が開始され、作画監督として参加したテレビアニメ『名探偵ホームズ』に登場するキャラクター、トッドは友永の容姿をモデルに宮崎駿がデザインした。2016年、第25回日本映画批評家大賞・アニメ部門功労賞を受賞。
出典:wikipedia
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