『乾杯!トークそんぐ』（かんぱい トークそんぐ）は、一部TBS系列局で放送された毎日放送製作の歌謡番組。製作局の毎日放送では1989年7月6日から2000年12月21日まで放送。全554回。12年5か月間にわたって放送された深夜の歌謡番組で、演歌歌手がカラオケのある寿司屋にぶらりと立ち寄って酒を酌み交わすという設定で行われていた。プロの歌手に別の歌手の歌を歌わせていたのが特徴で、放送第1回目では村田英雄が三波春夫の歌を歌った。また、85分番組時代にはオーディションを勝ち抜いた一般参加者たちが持ち歌を披露する「歌いたがり屋さん」のコーナーを設けていた。このコーナーの出場者は、歌い終えた後に作詞家や作曲家などのゲスト勢から歌の批評を受けていた。この番組は、前番組『春蝶・朝丸（ざこば）のおこしやす!』から引き続き白鶴酒造の提供で放送されていた。そのため、収録ステージには清酒「白鶴」の酒樽がセットで置かれていた。番組収録は長年大阪府吹田市の千里丘放送センターで行われていたが、末期においては大阪市北区茶屋町の本社スタジオで行われていた。番組は2000年12月21日放送分をもって終了したが、その後も2004年と2007年に近畿地方で番組タイトルを冠したステージイベントが行われた。

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