樋口 尚文(ひぐち なおふみ、1962年4月 - )は、株式会社電通社員。映画・テレビドラマ評論家、映画監督。佐賀県唐津市に生まれる。芝学園中学・高校を経て早稲田大学政治経済学部卒。中学時代から8ミリ映画を制作し、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)に入選(1983年)。一方で映画論の執筆も開始し、ダゲレオ映像評論賞に入賞。1985年に初の書き下ろし映画評論集を出版。1987年には、株式会社電通に入社。以来、CMプランナーとして多くのTVCMを企画。2014年現在、第5クリエーティブプランニング局部長、クリエーティブディレクター。電通社員のかたわら、映画評論家、映画監督でもある。キネマ旬報、朝日新聞、読売新聞、映画秘宝、yahoo!ニュース<個人>などを中心に評論を寄稿。文化庁芸術祭、芸術選奨、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、日本映画プロフェッショナル大賞、日本民間放送連盟賞、藤本賞などの審査委員を委嘱されている。日本文藝家協会会員。2013年、閉館が決まった銀座シネパトスを舞台にした初の劇場用映画『インターミッション』(出演:秋吉久美子、染谷将太、香川京子ほか)を監督。(本項の参考文献=朝日ジャーナル、日外アソシエーツ映像メディア作家人名事典・同人物・文献情報、キネマ旬報世界映画記録全集/関連項目=映画評論家一覧)木村拓哉を起用したニコンデジタル一眼レフカメラDシリーズ・コンパクトデジタルカメラCOOLPIXシリーズ、田中麗奈・石原さとみ・滝沢秀明の「第一でナイト」シリーズをはじめ、石川遼・武井咲・東出昌大らを起用した第一生命、大沢たかお・加瀬亮を起用した明治ヨーグルトLG-21、R-1、吉高由里子起用のニベアサンなど多くのTVCMを企画。「コマーシャル・フォト」「広告批評」によれば、このほか97年には奥田民生作の「サーキットの娘」にのってパフィーがスクーターで街に繰り出すヤマハ「Vino」のTVCMを企画した。同時期にはヤリリン・クリリンという2人組のアニメキャラクターが活躍する「プロミス」のTVCMなども企画(このヤリリンとクリリンの声はバカルディ(現・さまぁ〜ず)で、彼らが♪ヤリヤリクリクリ〜と唄うコマソンは樋口の作詞。「ヤリクリCD」というタイトルで東芝EMIよりCDも発売された)。「デザインの現場」誌によれば、映画関連のCMで樋口が企画したものは、黒澤明が自作の映画「夢」の一挿話「飛ぶ夢」のために描いたコンテをアニメ化した90年の「共同石油」企業CMがある。監督は大林宣彦、音楽は樋口康雄、ナレーターは映画評論家の石上三登志で、クリオ賞、IBA賞、ニューヨーク・フェスティバルなどの国際広告賞にノミネートされた。「ブレーン」誌によれば、99年の映画「御法度」(大島渚監督)公開時のTVスポットも企画している(複数バージョンが存在するこのCMは、「御法度」DVDに特典として収められている)。東京コピーライターズクラブ会員。(以上、参考文献=キネマ旬報、朝日ジャーナル、Yahoo!ニュース)
出典:wikipedia
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