第五二三海軍航空隊(だい523かいぐんこうくうたい)、日本海軍の部隊の一つ。絶対国防圏防衛の主力爆撃機隊として、太平洋戦争終盤に最前線で雷撃・爆撃・哨戒行動に従事した。基地航空隊として整備完成を急いでいた第一航空艦隊の一翼を担う爆撃機隊の一つとして整備され、香取飛行場で編制された。絶対国防圏の策定に合わせ、一航艦のマリアナ諸島前進命令に従いマリアナ入り。以後、マリアナ諸島・パラオ諸島での機動部隊迎撃に投入された。 香取飛行場を拠点に訓練に従事(実際は彗星15機程度)。 先発隊12機でテニアン島に進出、うち2機はサイパン島に残留。地上要員は後日龍鳳に便乗してテニアンに進出。ヤップ島・ペリリュー島に派遣した機体は遊兵化し、マリアナ諸島3ヵ所に散在した機体すべてを失ったために解散を余儀なくされた。テニアン島には60名ほどの隊員が取り残されたが、テニアン地上戦で8月2日までに玉砕したと伝えられる。亀井司令はそのまま残留し、解散したマリアナ諸島の各航空隊地上員を統括する「マリアナ海軍航空隊」司令に横滑りしたが、各自が地上戦を展開するしか手立てはなく、亀井司令もグァムで戦死した。
出典:wikipedia
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