トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区(トゥンヤイ-フワイ・カーケンやせいせいぶつほごく)はタイ・中部にある二つの野生動物保護区(トゥンヤイ・ナレースワン野生生物保護区およびフワイ・カーケン野生生物保護区)を合わせた地域の総称で、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されている。手つかずの自然が広範囲で残っていることが評価され、世界遺産への登録が1991年4月になされた。以下の二つのタイ政府に指定された野生動物保護区からなる。管理者は農業共同省と王室森林局である。なお、この地域への一般人の立ち入りは堅く禁じられているため、観光は出来ない。しかし近隣には幾つかの立ち入り可能な国立公園が存在し、この地域の自然を体感することが出来る。この二つの野生動物保護区は、まずはじめにトゥンヤイ・ナレースワン野生動物保護区が1972年に、仏暦2503年野生動物保護法(1960年)のもとタイ政府によって野生動物保護区登録され、フワイカーケーン野生動物保護区が1974年野生動物保護区が登録された。その後、この2つの地域を世界遺産に推薦する動きがあり、1991年4月、トゥンヤイ-フワイ・カーケン野生生物保護区として正式に世界遺産に登録された。これに対し、ユネスコは以下のようなコメントをつけている(要旨)。地理的に起伏にとむ美的で広大な領域が大きく残されている(7)。東南アジア独特の生物の生態系を広大な範囲で非常に良い状態で残されている顕著な例(9)。国際的に絶滅に瀕しているとされる種が28存在し(登録時)、その他にも数多くの動物が棲み、その多様性が希である(10)。
出典:wikipedia
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