高遠 るい(たかとお るい、2月20日 - )は、日本の漫画家、同人漫画家。男性。東京大学文学部卒業。しとね名義でも執筆している。母親は翻訳家の安藤由紀子。PNは本人曰く「尊敬する人(高取ヒデアキ、遠藤正明)から一文字ずつ、名前はてきとう」とのこと。20歳前後の頃に集英社の週刊少年ジャンプに持ち込みをするも酷評され、自分の作風ではメジャーには簡単に受け入れられないことを痛感する。のちに大学内で同人ゲーム作家と知り合い、その絵を描く手伝いをする中で編集プロダクションにツテができ、ゲームのアンソロジー漫画が採用され、改めて漫画家としてデビューすることとなった。初期には同人漫画家として、同人誌や商業アンソロジーの活動を経て、2003年にはアンソロジーを出版していた一迅社のコミックZERO-SUM増刊WARD(のちに月刊ComicREXに移籍)における初の長編連載『CYNTHIA_THE_MISSION』で本格的にオリジナル商業漫画に進出する。それ以降、WEB、雑誌、描きおろしなどで短編読み切り、ゲームや小説のコミカライズなど多岐にわたる仕事をこなしつつ、2007年からチャンピオンRED(秋田書店)にて『ミカるんX』や『デビルマンG』を長期連載し、評価を高めた。『ボイス坂』では小説もこなす。美少女とリアルな格闘アクションの描写に定評がある作風で、影響を受けた漫画家に池上遼一、板垣恵介、中平正彦、水穂しゅうし、猿渡哲也などを挙げている。中でも板垣恵介に関しては本人も中学時代より多大な刺激を受けていることを認め、作品にも随所にその影響が見受けられる。2015年5月11日、「グランドジャンプ」(集英社)が在特会活動家の漫画家富田安紀子を『国際霊柩送還 エンジェルフライト』の原作に起用した際、それを掲載した集英社を激しく批判した。それがネットユーザーによる作品への批判を大きく広げるきっかけとなり、また高遠自身に対しても、表現規制賛美者であるなど新たな批判を呼び起こしている。その中で富田著の『日之丸街宣女子』についても批判をおこなっていたが、問題は「漫画の内容」ではなくあくまで100%描いた「人」であるというスタンスであり、実際に作品を読んだことはないという。
出典:wikipedia
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