ペペロ(빼빼로、pepero)は、韓国ロッテが発売しているスナック菓子である。日本では1986年から一時期、CGCジャパンを通じて加盟するスーパーマーケットで販売を行なっていた。近年では一部のコリアタウンなど、韓国系のスーパーマーケットなどでしか販売されていなかったが、2014年には日本向けにパッケージを変更した『ペペロスティック』として日本のロッテによる輸入品がローソンストア100系列を中心に流通しているほか、『チョコプレッツェル』として再びCGCジャパンが加盟するスーパーマーケットで売られるようになった。韓国ではメジャーなスナック菓子であるが、見た目・風味・さらにはパッケージデザインともに江崎グリコが発売しているポッキーと瓜二つである。しかもペペロが発売されたのが1983年なのに対しポッキーが発売されたのが1966年であることから、日韓双方から「ペペロはポッキーのコピー商品ではないか」との疑惑が常に持たれており、韓国の新聞であるハンギョレでもこの問題を取り上げているが、製造元の韓国ロッテ広報は否定している。また、「高麗人参ペペロ」などポッキーにはないオリジナルのものもある。韓国では11月11日にペペロデー(ペペロの日)という、友人同士でペペロを交換し合うイベントがある。ペペロデーの由来は1993年頃に慶尚南道(韓国ロッテのサイトでは1994年頃の釜山)の女子中学生が、数字の「1」がペペロの形に似ていることから「ペペロのようにスリムになりなさい」という意味で交換し始めたとされる()。その後韓国の大企業であるロッテが率先して宣伝を行なった結果、韓国ではバレンタインデーやホワイトデーに匹敵するほどの一大イベントとなっている。特に、2011年11月11日のペペロデーは、「ミレニアム・ペペロデー(밀레니엄 빼빼로데이)」と称して大規模な宣伝がなされ、高額商品なども発売された。日本でも、同じく形が数字の「1」に形が似ていることから、11月11日をポッキー&プリッツの日と江崎グリコにより定められている(平成11年に制定。そのため、初のポッキー&プリッツの日は平成11年11月11日である)。しかし、イベントというよりは記念日であり、韓国におけるペペロデーと比較するとひっそりとしたものである。2014年にペペロの高級版として発売された「プレミア ペペロ」の箱の形やデザインがグリコのポッキーの高級版である「バトンドール」のものと酷似しているとして、韓国の裁判所に販売の差し止めを求める訴訟を起こされた。2015年8月23日、ソウル中央地方裁判所は「包装箱の各面の配色や正面にチョコレート菓子を配置した点など両社の全体的なデザインは極めて似ている」「双方は競争関係にあり、今後ポッキーが(韓国内で)販売する可能性が高い点などを考慮すれば特許を侵害している可能性がある」としてロッテ側敗訴の判決を下した。現在確認がとれる商品は以下の通り。
出典:wikipedia
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