『デススマイルズ』は、ケイブ製のアーケードゲーム。ジャンルは横スクロールシューティングゲーム。2007年10月19日稼動開始。プロギアの嵐以来、2作目の横スクロールシューティングである。元ケイブ社員であり漫画家の井上淳哉が、「グラフィックプレジデント」という肩書きで開発の中心に迎えられた。井上淳哉により書かれた企画書には『エッセンシャルスマイルズ』というタイトル案があったが、販社にその企画書を持ち込んだ池田恒基が勝手に現在の形に変更。理由は「そのシャンプー的な名前がイヤだった」ため。2007年7月、開発中の名称である『デスロリータ』が非公式発表、9月開催のアミューズメントマシンショー2007において正式発表。そしてハロウィン間近の10月中旬、全国のゲームセンターで稼動が開始された。2008年10月10日にはバージョンアップ版である『デススマイルズ メガブラックレーベル』が稼動(生産枚数については公表されていない)。プレイヤーキャラクターに沼地ステージのボス「サキュラ」が追加、また各ステージの難易度に「レベル999」が追加された。さらにエクストラステージとして「水晶神殿」が、特定の条件を満たすことで出現する真ボス「ブラッディージルバ」が追加されている。2009年4月23日、ケイブのXbox 360初参入作品として、様々な追加要素を盛り込んだXbox 360版が発売された。2011年7月7日、新規要素を追加した「デススマイルズ for iPhone/iPod touch」を配信開始。ケイブシューティングコレクションにも収録予定。2013年3月28日発売。現世界から異世界の国「ジルバラード」に迷い込んでしまった少女たち。異世界に迷い込んだことで特殊な魔法能力を得た彼女らは、ディオールという名の老人によって保護され、その能力の貢献によって人々は平和に暮らしていた。しかし、突然伝説上の魔物が各地に出現し人々を襲うという事件が発生、平穏は引き裂かれた。ディオール家の少女たちは国王を通じてディオールから魔物退治の命を受け、地獄と化した世界に舞い降りる。左右へショットを撃ち分けるシステムを採用しており、敵配置は画面全体を利用した様々な配置がなされている。本作ではプレイヤー側からステージの順番・難易度を任意に決定することができる(システムの詳細は#ステージ構成を参照)。プロデューサーの浅田誠をはじめとする、開発者側は本作について「本作は弾幕ではない(でもちょっとは弾幕あったかもしれません)」と発言していたり、逆に「弾幕カオスを楽しんで欲しい」との発言もあり一定しない。本作ではグラフィックプレジデントとして井上淳哉が製作に参加している。本作において全体的な世界観作りの題材として選ばれたのはゴシックホラーである。背景として使われているのは夜の墓場や満月の下の古城など、おおむね定番に則ったものであり、井上グラフィックプレジデントは「使い古されたジャンルだがそこに逆に斬新さを感じた」と語っている。BGMの作曲は、ベイシスケイプの並木学が参加。エレキギターとチャーチオルガンを中心とした楽器構成、コーラスをBGMに取り入れる、クラシック音楽のアレンジを使用するなど、様々な作曲手法が用いられている。稼動後、メーカー側から順次公開されるコマンドをゲーム中に入力することによって追加要素が開放される。8方向1レバー(移動)+3ボタン(左ショット、右ショット、召喚魔法)で操作。ショットボタンが2つあり、それぞれ左と右に攻撃できる。どちらか片方のショットボタンを押し続けると強力なショット発射、この間は自機の移動速度が下がる。自機の背中側に敵キャラが出てきた場合、警告として矢印と共に「ENEMY」の文字が現れる。左右の2つのショットボタンを同時押しすることにより、自機または使い魔周辺の敵を自動的に攻撃するロックショットを発射する。ロックショット使用時はアイテムカウンタが減少するが、カウンタが0になってもロックショット自体はそのまま継続される。自機キャラクターの近くには使い魔(オプション)がおり、自機のショットに応じて同じ向きにショットを発射するほか、自機の移動に応じて自機キャラクターの周囲を移動する(レバー入力の反対)。ショット、レーザーのどちらか(キャラクターによって異なる。詳細は登場キャラクターを参照。)を撃っている間はオプションは自機の移動に関係なくその場で固定され、その間は通常より強化された特殊なショットを発射する。また、使い魔が撃ち返し弾(後述)に接触するとその撃ち返し弾を吸収し、自機を防御することができる。召喚魔法はいわゆるボムで、範囲の広い攻撃とともに自機が一定時間無敵になる。2人プレイの場合、ストック数は共有となる。敵を破壊すると大・中・小の得点アイテムが出現するが、これを獲得することによってアイテムカウンタが上昇し、最大値(1000)の状態でショットボタンを2つ同時に押し続けると自機をパワーアップさせることができる。パワーアップ中は自機の攻撃力が大幅に強化され、さらに敵弾以外には接触してもダメージを受けなくなる。パワーアップ直後からアイテムカウンタが減少し続け、アイテムカウンタが0になるか敵弾に触れてダメージを受けることで通常状態へ戻る。パワーアップ中に召喚魔法を使うとアイテムカウンタが大きく減少する。パワーアップ中は出現する得点アイテムの量が大きく増えることから、スコア稼ぎを狙うにはステージ毎にパワーアップをうまく組み込む必要がある。残機はライフ制を兼ねた特殊な形で、初期状態では3つのセグメントに分かれており、敵弾に当たると1セグメントのゲージ全てが、それ以外の敵攻撃(敵本体や、敵弾ではない敵攻撃)に接触すると1セグメントの半分のゲージが消失する。1セグメントのゲージ全てが消失してしまった場合が、従来のミス扱いとなる。所持しているセグメントのゲージが全て無くなってしまった場合、ゲームオーバー。セグメントのゲージは特定条件を満たすことで出現するライフ回復アイテムを取得することで回復できる。また、得点によるエクステンドではセグメントの数が増加する。デフォルト設定では、エクステンドは2000万点と4500万点の2回行われる。ステージ同士の間にはマップ画面が挟まれ、プレイヤーがステージの進行順を選択することができる。ゲームは第1章1幕~第1章2幕~第2章1幕~第2章2幕~第3章1幕~第3章2幕の順に進行する。1幕・2幕それぞれにA面、B面、C面の3つの面が用意されており、これを章ごとに一つずつ選んでいく。1度クリアしたステージは再び選択できない。ステージを選択する際にはレベル(難易度)を1~3の3段階から選択することができる(レベル1がやさしく、レベル3が難しい)。ただし1幕と2幕それぞれにおいてレベル1とレベル2は1回までしか選択できない。マップ上の6つのステージを全てクリア(=第3章2幕をクリア)すると、最終ステージの第4章に到達できる。第4章は2部構成となっている。撃ち返し弾は通常敵が発する敵弾と比べて小さく黄色いデザインとなっている。この撃ち返し弾に自機が接触した場合は、通常の敵弾と同じく1セグメント分のダメージを受ける。撃ち返し弾は自機の使い魔に接触すると消滅し、アイテムカウンタが上昇しスコアにも加算される。なお、各ステージのボスを倒しても撃ち返し弾は発生しない。Xbox 360版では浅田プロデューサーより下記の追加要素が発表された。以下はダウンロードコンテンツ配信のものiPhone/iPod touch向けの携帯アプリへ、アーケード版「デススマイルズ」と「iPhone MODE」を搭載して移植された。「iPhone MODE」は新キャラ、「ティアラ」を操作しアイテムを集めて最強キャラを作るオリジナルモードとなっている。「iPhone MODE」では基本的な進行はアーケードモードと同一だが、シナリオが新規書き下ろしでキャラクターデザインが一新されており森ゆきなつが担当している他、BGMも一新されCAVEサウンドチームの宮本武が担当。ティアラとサキュラのボイスが新録されている。パッケージイラストは通常版に準処。
出典:wikipedia
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