第三三二海軍航空隊(だい332かいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。本土防衛の主力戦闘機隊として、太平洋戦争終盤に阪神上空の迎撃・戦闘行動に従事した。通称「虹部隊」。サイパン島が陥落し、日本本土爆撃が必至となった1944年(昭和19年)中盤に、日本海軍は本土防空部隊を設置することとなった。はじめは各鎮守府が所有する直轄の戦闘機隊の増設を推進したが、既存の鎮守府航空隊は水上偵察機部隊であるため、戦闘機部隊の統率には困難があった。そこで戦闘機隊は独立した部隊に再編することとした。呉鎮守府で増設した戦闘機隊として三三二空は新たに編制され、呉に最も近い陸上基地である岩国に設置された。 当初は零式艦上戦闘機で代替、のちに雷電を導入。編成当初は僅かだった月光も増強。 月光隊を厚木飛行場に派遣。関東地方の防空に従事。 以後、鳴尾派遣隊は名古屋防空に従事。 横須賀鎮守府第三〇二海軍航空隊・佐世保鎮守府第三五二海軍航空隊の雷電隊と連合し、通称「竜巻部隊」を編制。 同日、徳山市・岩国市にB-29来襲、練成隊で迎撃。1機撃破。 以後、阪神地区の防空戦に従事。最終的に鳴尾飛行場を本拠地とし、陸軍伊丹飛行場に間借りしつつ阪神地区の防空を終戦間際まで続けた。
出典:wikipedia
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