倶多楽湖(くったらこ)は、北海道白老郡白老町にあるカルデラ湖。名前はアイヌ語の「クッタル・ウシ・トー」(イタドリが群生する湖)が由来となっている。登別温泉東側約2kmの位置にある。支笏洞爺国立公園になっており、気象庁の常時観測火山(活火山)「倶多楽(倶多楽火山)」の一部となっている。周囲約8kmの円い湖で、流入・流出する川がなく水質はきわめて良い。環境省が発表する公共用水域水質測定では毎年湖沼部門の上位に名を連ね、2001年度公共用水域水質測定結果では1位となった。透明度は摩周湖に次いで2位とされている。年間の湖水位変化は1〜2m程度である。また、湖水が地下水として湖底から漏出し、その漏出量は0.44m/sと見積もられている。冬季は全面結氷することもあり、3月中旬から下旬まで湖面が凍結した状態となる。倶多楽火山は玄武岩 - 安山岩の成層火山体で、約8万年から4万5千年前までの期間に複数の火口で火砕流を伴う大規模な噴火を繰り返し、約4万年前までの活動で倶多楽湖を形成した。近年では、約1,900年前と約200年前に活動をしていたと考えられる。現在、湖の西側にある日和山(デイサイト (SiO 67%) による溶岩ドーム)が噴気活動を続けている。湖の周囲は標高500m前後の外輪山が形成されており、最高地点は窟太郎山の534m。引用元:貧栄養湖でプランクトン量に乏しく、エゾサンショウウオ(かつて、サンショウウオが鰓を付けたまま成熟する現象「ネオテニー」があったが、最近は見られない)以外ほとんど生息していない湖だったが、1910年(明治43年)に十和田湖や支笏湖からヒメマスが移植され、以降その養殖が行われている。倶多楽湖は国立公園特別区域内ということもあって開発が制限されており、登別方面からの観光道路のみアクセスしており、湖を1周できる道路はない。道路の湖沿いにレストハウス(解禁期間のみ営業)があり、ここでボートを借りてヒメマス(チップ)釣りができる(解禁期間は例年5月上旬から約3ヶ月)。
出典:wikipedia
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