ニシノチャーミーは日本中央競馬会に登録されていた競走馬である。馬名は冠名の「ニシノ」と「愛嬌ある」を意味するCharmingからの造語「チャーミー」が由来となっている。片目を事故で失い、復帰後ハート模様のアイパッチを縫い付けたメンコをかぶっていたことで話題を呼んだ。2006年、7月8日に函館競馬場で行われた2歳新馬戦で単勝3番人気に支持されデビューし、後にスイートピーステークスを制すスマートカスタムや優駿牝馬で3着となるラブカーナらを相手にデビュー戦で初勝利を挙げた。続く重賞初挑戦となった函館2歳ステークスでは、単勝7番人気ながら後にGIを2勝するローレルゲレイロやインパーフェクトらを相手にレースを制し、無敗で重賞初勝利を挙げた。レース後に放牧に出されたが、放牧先で左目を負傷し失明してしまう。左目を摘出する手術を受け、休養することになった。2007年、帰厩しフィリーズレビューに登録するが回避し、復帰戦は桜花賞となった。迎えた桜花賞では、長期休養明けと失明の影響から13番人気と下位人気で、結果は最下位となる18着という結果に終わった。その後8月26日のキーンランドカップに出走し、出走馬中最速となる上がり4ハロン33.8秒を記録したが9着だった。次走はセントウルステークスに出走登録を行ったが回避し放牧に出された。しかし10月26日付でJRAの競走馬登録を抹消され、引退となった。西山牧場第一分場にて繁殖入りする予定であったが、その矢先の11月14日に胸膜肺炎のため急死した。母は準オープン止まりだったが最後のレースとなった1995年の新潟記念で3着している。3代母ヤノセイランの半弟にコクセイピユーマ(北國王冠、百万石賞など)がいる。4代母・レデイロックはメジロタイヨウ(天皇賞(秋)、アルゼンチンJCCほか)の全妹。5代母・レディアリスの仔にはメジロマジョルカ(クイーンカップ、優駿牝馬3着。子孫にメジロマスキットなど)、トーヨーチカラ(京都新聞杯)がいる。
出典:wikipedia
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