株式会社FMしまばら(エフエムしまばら)は、長崎県島原市に所在するコミュニティ放送局。2007年(平成19年)10月29日に予備免許が、11月8日に本免許が交付され、11月11日の10時に開局した。ケーブルテレビ局のケーブルテレビジョン島原(カボチャテレビ)を主体としており、カボチャテレビの局舎のある島原市白土町(しらちまち)のNTT島原ビルに演奏所と送信所がある。コールサインはJOZZ0BF-FM、周波数88.4MHz、送信出力20Wで送信している。開局当時の島原市内の世帯カバー率は73.8%(12,685世帯)。放送区域には隣接する南島原市の一部(世帯カバー率は5.6%、670世帯)も公式に含まれる。島原市の北端に位置する有明町湯江地区の難聴地域を解消するため、2010年(平成22年)4月1日に島原市役所有明支所に有明中継局(88.4MHz 出力1W)が設置された。2013年(平成25年)2月には有明中継局の出力が10Wに増強される。FMしまばらは島原市のコミュニティFM放送局等設置整備事業の支援をうけており,島原市の行政情報を随時放送するほか、災害発生時及び災害発生が予想されるときは、防災情報が優先的に放送される。またこのFM放送は1991年の雲仙普賢岳災害時に全世帯に配布された島原市防災行政無線の戸別受信機に変わる役目をなしている。このため緊急時には、緊急警報信号とともに島原市役所からの防災行政無線の音声が放送され、専用受信機では自動的にスイッチがオンになる。2008年(平成20年)10月1日より、独自にインターネット放送を開始し、FM放送区域外でも聴くことができるようになった。2011年7月20日には「SimulRadio」にも参加。なお、この場合は前記の独自インターネットにアクセスされる。2012年(平成24年)8月1日より、鹿児島県鹿屋市に本社を置く株式会社スマートエンジニアリングと共同開発した、スマートフォン向け緊急告知機能付きサイマル放送アプリ「FM++」の運用を開始。2013年(平成25年)9月19日、島原半島の国道251、389号や県道といった県管理の道路が大雨で全面通行止めとなった際に道路情報をスマートフォンアプリ「FM++」で配信する協定を長崎県島原振興局と締結。同日より情報配信を開始。長崎県がこのような形でメディアと協定を結ぶのは初。島原市内のケーブルテレビ網に接続された約50ヶ所の無線LANアクセスポイントを介した現地リポート放送、東京で開催された高校同窓会会場からインターネット回線を用いた生中継も行われている。放送局のテーマは「もっぱら、しまばら」。マスコットは「もっぱら君」。放送開始から2014年6月までは、毎日7時から22時までの放送。すべてが自社制作で、そのほとんどを生放送で放送していた。番組の合間に放送されるCMも自社制作しており、各パーソナリティのほか、社長を含め社員も声優として出演していた。2014年7月からは自社制作番組(77時間/週)以外の時間帯において、ミュージックバードのコミュニティチャンネルの再放送(89時間/週)を開始し、全日24時間放送(月曜日の 3:00 - 5:00 を除く)となった。
出典:wikipedia
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