根室港(ねむろこう)は、北海道根室市の港湾。根室半島の北側にあり、根室湾に面する根室港区と、南側にあり、太平洋に面する花咲港区からなる。港湾法上の重要港湾、港則法上の特定港に指定されている。近年では、サンマの水揚げ量が1998年から2008年まで11年連続で日本一となり、タラの生産も盛んである。またロシアとの間の物流拠点でもあり、2002年のロシア船入港隻数は1,481隻と道内では稚内港に次いで第2位だったが、2005年にはこれが1,000隻を下回っている。『キイタフ之門子モロ場所之図』によると、1792年(寛政4年)、アダム・ラクスマンらロシアの遣日使節が「ネモロ」に入津し、弁天島に停泊している。1797年の『蝦夷巡覧筆記』では、「子モロ」は弁天島が自然の防波堤となって大船が入港できる良港として既に知られ、キイタップ場所(霧多布場所)の番小屋があった。その後ネモロ場所の中核の港として発展し、『東蝦夷地場所大概書』には、東に出崎、西に弁天島、北にも島があって操船に都合がよく、入船は北東の風、出船は西南の風を利用するとの記述がある。ただし気温は年間を通じて非常に低いことが知られていた。また、風向きが悪いときなどに西別港(現・別海町)が補助港となっていたようである。
出典:wikipedia
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