ラゴンは、特撮テレビ番組『ウルトラQ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣。別名は。英字表記は"RAGON"。『ウルトラQ』第20話「海底原人ラゴン」に登場。2億年前に地球を支配していた爬虫類から進化した海底原人。この個体は雌であり、乳房を持っている。卵生で、数年に1度の繁殖期になると中心核がゼリー状に包まれた、20センチメートルほどの卵を産む。卵は数日間かけ、カエルの卵と同じように中心核が胚発生を通じて肉体が形成され、親と同じ姿をした子供が孵化する。性格は基本的におとなしいが、ゾウ並みの怪力を有する。誤って水揚げされた自分の卵を取り返すために岩根島へ上陸し、偶然遭遇した漁師を絞殺したり家屋を破壊するなど暴れ回るが、孵化した子供を返されて共に海底へ戻る。『ウルトラマン』第4話「大爆発五秒前」に登場。関連書籍では巨大ラゴンとも表記される。太平洋上に墜落した木星開発用原子爆弾の1個が深海で爆発し、その影響で巨大化した固体。左腕に安全装置の外れた原爆をぶら下げている。原爆捜索中の調査船を沈めたうえ、神奈川県の葉山マリーナへ上陸して暴れ回る。放射能の影響で精神状態に異常を来しており、かつて大好きだった音楽にも激しい嫌悪反応を示し、さらに凶暴化する。口から吐く白色光線でウルトラマンを苦しめるが、最後はスペシウム光線を浴びて深海へ沈む。原爆はウルトラマンの手によって宇宙空間まで運ばれ、爆発した。『ウルトラゾーン』内短編ドラマ、第7話「ラゴン登場!」、第8話「ラゴンのハッピーパーデイ」、第12話「ラゴンの恩返し」、第14話「ラゴン、ダンパに行く」、第15話「お笑いに参加」、第16話「ウルトラゾーンファイト」、第17話「M1号はつらいよ」、第18話「ラゴン一家」、第19話「ラゴンのお弁当」、第19話「さすらいのM1号 情熱編」、第21話「さすらいのM1号 完結編」、第22話「名探偵M1号・前編」、第22話「70年代ドラマが好き!」、第23話「名探偵M1号・後編」に登場。『ウルトラマンギンガ』第4話「アイドルはラゴン」に登場。グラビア撮影のモデルとなった美鈴に嫉妬した千草がダークライブする。等身大で現れる、音楽を聴くとおとなしくなるといった、『ウルトラQ』に登場した個体と同じ性質を持つ。撮影中の美鈴たちに襲いかかり、降星小学校の屋上でヒカルにタックルされて巨大化すると、ヒカルがウルトライブしたキングパンドン(SD)と対決する。口からの白色放射能光線で攻撃するも、正体に気付いたヒカルたちに説得された後、ウルトラマンギンガのギンガコンフォートによってスパークドールズに戻る。『ウルトラマンオーブ』第8話「都会の半魚人」に登場。母子の2体が、とある魚屋の店主に匿われながら暮らしていた。子供の個体(ラゴンJr.)は店主に玩具の船などをプレゼントされて喜んでいたが、近海の魚が獲れなくなって子供が衰弱し、母親の個体が店主に無断で魚を捕りに行くために外出したところ、市民たちに存在が発覚してビートル隊に通報され、騒動となる。その後は廃屋に隠れ、子供がSSPの活躍で元気になったものの、上陸してきたグビラに餌として認識される。一時は子供がグビラに丸呑みにされるも、ウルトラマンオーブの活躍で救出される。最後は母子とも、ガイやSSPの面々と魚屋の店主に見送られ、海へ帰っていく。なお、ジェッタは騒動以降の一部始終の撮影に成功していたが、人間に危害を加えないうえに仲睦まじい母子の姿に心を打たれ、予定していたインターネットへの公開を思いとどまる。
出典:wikipedia
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