セグロチョウチョウウオ(学名:"Chaetodon ephippium")は、スズキ目チョウチョウウオ科に分類される魚類の一種。背中に大きな暗色部をもつ種。種小名はギリシャ語で「馬の鞍」を意味する言葉で、背の黒色部を馬の鞍に準えたもの。また、観賞魚として有名である。大変似ている種としてサントスバタフライフィッシュがいるが、両種にはといった相違点がある。セグロと近い生態・性格であるが、この種はインド洋にのみ生息しているので、日本国内で見られる個体を種の同定で誤ることはまずない。サンゴ礁や岩礁に生息し、サンゴのポリプ、底生小動物、海藻と、何でも食べる。昼夜で体色・模様が大きく変化し、夜になると、体が茶褐色になり、黒色部を縁取る白色帯が目立つ。中・西部太平洋~インド洋に生息。かなり広い範囲に生息している。国内では主に、南西諸島や小笠原諸島の近海などの南方の温暖な海域で観察される。本州まで流れ着くことは稀で、本州での観察記録も少ない。海外では、台湾、東南アジア、ハワイ、インド洋全域などで見られる。上記「外見」の項で述べたように、インド洋には良く似た「サントスバタフライフィッシュ」と本種の両方が分布しているので、インド洋産の個体については種の同定に注意を要する。観賞魚として飼育され、水族館でもよく目にする。熱帯魚店に入荷される量は少ないため価格が若干高めに設定されるが、生息数そのものが少ないわけではない。性格はやや大人しめで気の強い魚とは一緒にしない方が無難。タンクメイトの選定には十分注意を払いたい。
出典:wikipedia
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