シャカタク (Shakatak) は、イギリスのフュージョンバンドである。アメリカのジャズを起源とするフュージョンとは異なり、アドリブ偏重ではなく旋律と編曲を重視した親しみやすいサウンドが特徴で、1980年代においてレベル42と人気を分かち合い、・シーンを盛り上げた。グループ名のShakatakとは、デビュー前の彼らのレコードを通信販売で売ってくれたレコード店「RECORD SHACK」に対する感謝の気持ちを込めて、「SHACK」+「ATTACK」から名づけられたものである。※ キース・ウィンター脱退直後はメゾフォルテのギタリストであるフレドリック・カールソン(Fridrik Karlsson) が、現在はアラン・ウォーマルド(Alan Wormald)がギターを担当している。いずれも準メンバー格だが、クレジット上はゲストミュージシャン扱いである。※ ジル・セイワードとジャッキー・ロウ(Jackie Rawe)の2人は、グループ結成直後からコーラス担当としてグループに関わっており、1stアルバム『Drivin' Hard』にも参加している(「Toot The Shoot」)。両名によるコーラスは2ndアルバム『Night Birds』で大きくフィーチャーされたが、同アルバムのクレジット上は、ヴォーカル曲「Light On My Life」を歌ったローナ・バノン(Lorna Bannon)共々ゲスト扱いであり、裏ジャケットのメンバー紹介画像にも載っていない。逆に、同じく両名のコーラスが大きくフィーチャーされた3rdアルバム『Invitations』では、ヴォーカル曲「Lonely Afternoon」を歌った(Tracie Ackerman)を加えた3人が、メンバーとしてクレジットされている。※ 4thアルバム『Out Of This World』の発表前後にジャッキー・ロウがグループから脱退、同アルバムではジル・セイワードとノーマ・ルイス(Norma Lewis)がメンバーとしてクレジットされている(「Nights Like Tonight」でリードヴォーカルを務めたトレイシー・アッカーマンはゲスト扱いである)。その後、ノーマ・ルイスも脱退。以降、ジル・セイワード以外のヴォーカル/コーラスは、全てゲスト扱いである。※ 近年のライブやレコーディングでは、コーラス兼サックス・フルート担当としてジャッキー・ヒックス(Jacqui Hicks)が参加することが多く、ギターのアラン・ウォーマルドと共に、(準)レギュラーメンバーとして扱われている場合もある。1980年に結成。同年、ポリドールよりシングル「Steppin'」でデビュー。翌1981年に1stアルバム『Drivin' Hard』をリリース。なお、同年、ベガーズ・バンケット・レコードからリリースされ、日本でも輸入盤として一部で注目されたコンピレーションアルバム『Slipstream - The Best of British Jazz Funk』(LP2枚組)に「Feels Like The Right Time」が収録されており、これが日本でシャカタクが一般に認知される最初の機会となった模様である。1982年、ビル・シャープのピアノと女性コーラス(ジル・セイワードとジャッキー・ロウ)を前面にフィーチャーしたシングル「Night Birds」で世界的にブレイク、2ndアルバム『Night Birds』、3rdアルバム『Invitations』が大ヒット作となる。1984年頃よりジル・セイワードのヴォーカルを前面に出したダンスポップ路線へと移行していったが、特に日本のファンが初期の女性コーラスをフィーチャーしたインストゥルメンタル路線を圧倒的に支持していたため、一時期、日本のファンの嗜好に合わせた日本国内限定発売盤のリリースなどで応えていた。近年では比較的ポップ色の強いスムーズジャズ路線が定着、安定した活動を継続している。アジアでも強い人気を誇り、特に日本には現在でも根強いファンが多い。その楽曲はテレビドラマ『男女7人夏物語』『男女7人秋物語』のBGMにも使用され、1987年度・1988年度・1989年度と3年連続で、日本ゴールドディスク大賞のインストゥルメンタル部門アルバム賞にも輝いた(受賞はそれぞれ翌年)。来日機会も多い。1997年にビクターエンタテインメント(JVC)にレーベルを移籍。2008年6月、移籍前の旧作(海外仕様)のリイシュー盤を日本でリリース(K2HDマスタリング/紙ジャケット仕様)。これらには、「Invitations」を除き、レアトラック、リミックスなどがボーナス曲として追加されている。
出典:wikipedia
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