国鉄気動車の車両形式(こくてつきどうしゃのしゃりょうけいしき)本項目では、日本国有鉄道(国鉄)及び国鉄分割民営化により国鉄の車両を引き継いだJR各社が保有する気動車の形式番号の付与法則について記述する。気動車の場合、キハ181系気動車以降の新性能気動車と、それ以前の在来型気動車とで形式番号の付番方法が異なり、電車と同様に在来型のものは2桁、新性能のものは3桁となっている。国鉄時代には、新性能気動車は特急形気動車と事業用車しか製造されず、特急形以外(急行形・一般形)の車両は在来車との連結運転を優先して2桁の形式の車両が製造された。民営化後は特急形以外にも3桁の形式が登場している。また、JR九州キハ72系気動車やJR東海キハ75形気動車、キハ85系気動車などのように、JR化後もあえて2桁の形式を用いている場合もある。このうち、キについては気動車を指し、○については主に付随車の車種を表す記号を表し、●については用途を、Aは機関方式、Bは車両用途・構造を、CについてはA・Bに付随して定義される数字を指し、Xは製造番号を表す。JR九州(一部の車両)とJR西日本(一部の車両)、JR東海ではAが省かれた以外は、新性能気動車と同じ表記となっている。この現在に連なる称号規程は、1957年(昭和32年)4月に制定されたものである。それ以前は、客車の番号体系の中に含まれており、二軸車および片ボギー車は5000番台、ボギー車は40000番台を称した(いずれも例外あり)。このうち、キについては気動車を指し、○については車種を表す記号、●については用途を、Aは車両用途・構造を、Bについては運転台による区別を表す形式番号を指し、Xは製造番号を表す。また、_は空白を表す。JR四国が所有している車両のうち、JR化後に新製された車両(電車・気動車)には、形式と車両番号が一体となった4桁の数字のみの車両形式が用いられており、気動車には千位が1か2の形式番号が使用されている(国鉄から継承した車両とJR他社から購入した車両およびそれらの改造車は国鉄時代の形式の付け方のままである)。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。