寒秋(かんしゅう)とは平年(1981 - 2010年の平均)に比べて気温の低い秋のことである。気象庁による3階級表現で毎年9 - 11月の平均気温が「低い」に該当した場合の秋をいう(階級表現に関しては外部リンクも参照のこと)。近年(21世紀)での全国的な寒秋は特に11月を中心に異常低温となった2002年などもしくは2009年の9月、2015年の9月-10月(ただし北日本のみ)が中心。1952年(北・西日本)、1966年(北日本以外)、1970年(北・東日本のみ)、1979年(九州・南西諸島のみ)、1982年(北日本以外)、1985年(北日本・沖縄県のみ)、1987年(北海道のみ)、1989年(西日本・南西諸島のみ)、1990年(沖縄県のみ)、1991年(九州・南西諸島のみ)、1992年(北日本・南西諸島のみ)、1993年(北日本~西日本)、1994年(沖縄県のみ)、1995年(東・西日本のみ)、1996年(北・東日本のみ)、1997年(南西諸島のみ)、2001年(北海道のみ)、2004年(沖縄県のみ)、2008年(9月終盤のみ)、2009年(北海道および9月のみ)、2012年(九州・南西諸島のみ)、2015年(北日本のみ)出典:日本の地域平均気候データ、季節の地域平均気候表・気象庁 以下の表から、1962年から1974年にかけては平年を上回った年がないことがわかる。日本では寒秋は戦後、昭和にはたびたび発生していたが平成以降では全国的な低温になったのは2002年のみであり、2012年まで10年連続で平年を上回る年が続いている。この傾向は他の季節以上に顕著である(他の季節については平成以降でも寒冬は1995 - 1996年、2005 - 2006年、2011 - 2012年、2012-2013年、寒春は1993年、1996年、2005年、2010年、2011年、冷夏は1989年、1992年、1993年、2003年、2009年があり昭和に比べて少なくなってきているとはいえ秋に比べれば低温が多いといえる)。原因は地球温暖化、気候変動、都市化など複数の要素が挙げられるがはっきりとした原因は不明である。また、エルニーニョ現象が発生する年は日本では比較的寒秋になりやすい傾向があり、1951年、1953年、1957年、1963年、1965年、1968年、1969年、1972年、1976年、1982年がこれに当てはまる。ただし、、1955年、1964年、1967年、1971年、1973年、1984年、1988年のように、ラニーニャ現象が発生していても寒秋になったこともあれば、2009年はエルニーニョ現象が発生していた年では9月を除いて唯一の暖秋になった。
出典:wikipedia
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