スピードワールドとはアメリカ合衆国で生産され、日本で調教を受けた競走馬である。1997年の京成杯優勝馬。白に近い芦毛の馬体、追い込み脚質と分かりやすい特徴を持っており、その勝ちっぷりとともに一時話題となった馬である。(旧)4歳時には芦毛の怪物とも言われた。馬齢は旧表記にて統一する。1996年10月の新馬戦でデビューし、圧倒的1番人気に応え快勝。続く府中3歳ステークスでは5着に敗れるものの、その後ひいらぎ賞、京成杯、クロッカスステークスと3連勝。なかでも京成杯では出遅れ気味のスタートながら馬なりのままで先頭に立ち、そのまま6馬身差をつけて圧勝するというレースを見せている。その後NHKマイルカップへ向け調整されていたが捻挫のため回避し、4歳馬でありながら安田記念に出走、単勝3番人気で3着と好走した。休養をはさんで毎日王冠に出走し3着に入り、次走マイルチャンピオンシップでは1番人気に支持されたが、人気を大きく裏切り12着と大敗を喫した。その後は慢性的な爪の弱さもあって成績は振るわず、1勝もできないまま1999年11月のオーロカップ11着を最後に引退した。引退後は日高スタリオンステーションで種牡馬となったが、活躍馬を出せず、その後スピードファームへ移動した。1997年の日本ダービーの直前には、皐月賞馬・サニーブライアンの調教パートナーとして、同馬と併せ馬を行う(サニーブライアンが先着)。その後、サニーブライアンはダービーを優勝。翌年(1998年)の皐月賞の直前には、弥生賞2着の3歳馬・セイウンスカイの調教パートナーとして、やはり併せ馬の相手をつとめる。そして、そのセイウンスカイも皐月賞を優勝したことで、美浦トレセン内で「スピードワールドはたいへん縁起の良い馬」と言われるようになったという。
出典:wikipedia
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