中田 祥多（なかた しょうた、1990年2月22日 - ）は、埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手（捕手）。兵庫県西宮市出身。強肩が最大の持ち味で、二塁への送球は1.8秒を切る。鳴門工の先輩には同じ捕手の里崎智也がおり、高校の監督からは「守備力なら高校時代の里崎より上」と高い評価を受け、「里崎2世」と言われた。高校2年までは大阪桐蔭の岡田雅利と並び、高校生捕手としてトップクラスの評価を受けていた。しかし度重なるケガに悩まされ、3年春に右肩を故障。2007年のプロ野球ドラフト会議で埼玉西武ライオンズに6巡目で指名され、入団。西武の渡辺智男スカウトは指名あいさつで、右肩について「じっくり時間をかけて治してもらいたい。高い目標をもって慌てることなく一歩一歩進んでいくことが何より大事」とアドバイスをした。2008 - 2010年は二軍でのみ出場。に右肘の靱帯再建手術を行ったが、結局一軍出場のないまま11月17日に戦力外通告を受け、12月2日に育成選手として契約したことが発表された。7月25日に支配下選手登録されたことが発表され、10月6日のホーム最終戦の対千葉ロッテマリーンズ戦の9回裏に中村剛也の代走としてプロ初出場、サヨナラのホームを踏んだ。翌7日の対オリックス・バファローズ戦では先発出場した。オフに小石博孝、中崎雄太と共にオーストラリアン・ベースボールリーグのメルボルン・エイシズに派遣され、ウインターリーグに参加した。

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