アル・ナスル（、）は、サウジアラビアの首都リヤドをホームタウンとする、サウジ・プロフェッショナルリーグに加盟するプロサッカークラブ。アマチュアクラブとして設立。ナスルはアラビア語で「勝利」という意味。クラブカラーの黄色はサウジアラビアを覆う砂漠の砂の色に由来する。アブドゥッラフマーン・アール＝サウード王子がクラブのトップに就き、二番目の色として青をクラブカラーに追加、クラブロゴにアラビア半島の地図を選んだ。アジアクラブ選手権で準優勝した。アジアカップウィナーズカップとアジアスーパーカップで優勝した。近年、成績面では振るわないものの、サウジ国内においてはアル・ヒラルに次ぐ全国的な人気を誇るクラブである。同じリヤドに本拠を置くアル・ヒラルとの対戦は、リヤド・ダービーとして、時にサウジ代表の国際試合をも凌ぐ盛り上がりを見せることもある。過去にはサウジアラビアの伝説的ストライカーであるマジェド・アブドゥラーが所属していた。AFCチャンピオンズリーグ2011でACL初出場すると予選でアル・サッド、エステグラル、パフタコールのグループBを2勝2分2敗で2位通過して決勝トーナメントに進出した。ラウンド16でゾブ・アハンと対戦した。アウェイでの一発勝負は1-4で敗れてラウンド16で敗退した。サウジアラビアプロリーグで7度目の優勝を飾った。AFCチャンピオンズリーグ2015の出場権を獲得した。AFCアジアカップ2015にアル・ナスルからはサウジアラビア代表として4人、バーレーン代表として1人選出された。2回目の出場となったAFCチャンピオンズリーグ2015の予選でレフウィヤ、ペルセポリス、ブニョドコルのグループAに入った。同じ本拠地を置くアル・ヒラルはライバルである。

出典:wikipedia