前川 誠郎（まえかわ せいろう、1920年2月23日 - 2010年1月15日）は、美術史家、東京大学名誉教授。京都府京都市生まれ。1944年東京帝国大学文学部美学美術史学科卒。旧制第三高等学校教授、京都帝国大学、九州大学助教授を勤め、1970年東京大学文学部助教授、1971年教授、1980年定年退官、名誉教授、国立西洋美術館長。1990年新潟県立近代美術館長。91年春、勲二等瑞宝章受勲。ミュンヘンの中央美術史研究所において研究し、デューラーおよびネーデルラントの美術に業績があり、1975年以来ライヘナウの修道院聖堂の実地調査を行った。1986年に、旧西ドイツ政府から、ゲーテメダルを受けている。長男の前川眞一は東京工業大学教授、次男の前川喜久雄は国立国語研究所教授。2010年1月15日、心不全のために逝去。。以下は柳宗玄／高階秀爾と共同責任編集　

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