福井県道204号大谷杉津線(ふくいけんどう204ごう おおたにすいづせん)は福井県南条郡南越前町と同県敦賀市を結ぶ一般県道(福井県道)である。南条郡南越前町大谷(旧河野村大谷)と敦賀市北東部の東浦地区(旧敦賀郡東浦村)を結ぶ。福井県を大きく二分する嶺北と嶺南のいわれとなった木ノ芽峠(木嶺)がある敦賀湾東縁山地(鉢伏山地)を敦賀湾沿いに縦貫している。現道部分は、新潟県西部の親不知のような急峻な断崖の中腹(標高40mから160m前後)を縦貫している。起点は、標高約120mに位置する国道8号の交点であり、大谷第5トンネルと敦賀トンネルに挟まれた、急カーブに位置している。この起点から東浦駐在所前交差点までの区間は1車線から1.5車線程度の狭隘道路である。敦賀市内では元比田ならびに大比田の各集落の中心部を通っている一方、南越前町側の沿道には民家は無い。2011年(平成23年)現在、現道部分は南越前町大谷の現道としおかぜラインとを結ぶ町道との交差点から敦賀市元比田の集落末端部までの区間で事実上、通年通行止めとなっており、地域住民以外の往来は不可能である。新道部分はかつての河野海岸有料道路であった越前・河野しおかぜラインが指定されている。並行する現道部分がアップダウンを繰り返す狭隘道路であるのに対し、新道はアップダウンの無い、海岸に橋梁を設置した両側2車線(片側1車線)のルートである。事実上の新道の起点である交差点は三叉路となっている。越前・河野しおかぜラインとして越前海岸へ続く国道305号と直結し、また現道部分と連絡する町道と交わっている。
出典:wikipedia
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