南阿蘇中継局は(みなみあそちゅうけいきょく)は、日本の熊本県阿蘇郡南阿蘇村の各所にある、放送局の中継局。1980年代半ばまでは南阿蘇地域(南郷谷)の中心地である高森町から、『高森中継局』と呼ばれていた。テレビ放送とFMラジオ放送の中継局は阿蘇山の一峰である夜峰山(よみねやま)の山頂にあったが、平成28年熊本地震による山麓崩壊のため放送継続が困難となり、観音桜展望所付近に設置された予備送信所を使用している。また、AMラジオ放送の中継局はカルデラ盆地の南郷谷にある。テレビ放送とFMラジオ放送は、熊本県内の放送局が親局を設置している金峰山からの電波を中継する。南郷谷では阿蘇南外輪山の俵山などがあるため、金峰山からの電波を良好に受信するのが困難である。夜峰山からの主な放送エリアは南郷谷のほぼ全域(南阿蘇村と高森町の一部)と阿蘇市赤水地区。電波自体は熊本市や南関町付近にも届いており、総務省が公表した「アナログ放送中継局に対応するデジタル放送中継局一覧」では立田山中継局や南関中継局、鍋田中継局(山鹿市)の受信エリア内で「受信するに相応しいデジタル中継局」として南阿蘇中継局が記載されていた。予備送信所の放送区域には阿蘇市赤水地区が含まれないが、同地区は阿蘇中継局によりカバーされている。テレビ熊本(親局はUHF)がVHFで設置していたことや、NHKが総合テレビとしては日本国内で唯一12chを使用していたことなどの特徴があった。空中線電力、ERP及び放送区域内世帯数については、平成28年熊本地震による被災前(設置場所:夜峰山)の諸元を示す。空中線電力及びERPについては、平成28年熊本地震による被災前(設置場所:夜峰山)の諸元を示す。白川の南、南阿蘇村両併に設置されている。
出典:wikipedia
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