『キョロちゃん』は、1999年7月1日から2001年3月29日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。全91話。『クエッ、クエッ、クエッ、チョコボ~ル~♪』という歌詞フレーズで人気の森永製菓の看板菓子『チョコボール』のマスコットキャラクターであるキョロちゃんを主人公にしたアニメシリーズ。登場するキャラクターはキョロちゃんを除き、商品キャラクターとしては存在せず、すべてアニメ独自のものである。世界観をキョロちゃんに合わせているために、エンゼルアイランドの住人やゲスト登場キャラクターは一部例外を除いて、鳥をモチーフにしている。本放送中には『キョロちゃんセレクション』として一部の局で放送された。2007年5月26日からはCS放送のキッズステーションで、2009年7月からは独立UHF放送局のTOKYO MXでそれぞれ再放送された。過去では、同じCS放送のカートゥーン ネットワークでも森永製菓の提供で再放送されたことがある。2013年からは、ディズニーXDで、再放送された。探検家でもあるマツゲール博士は、エンゼルアイランドの遺跡の探検中に、生まれたばかりの不思議な鳥を発見する。博士はこの鳥に「キョロ」と名付け、探検の相棒として一緒に世界各地を回ることにした。それから3年後、博士はキョロちゃんのふるさとであるエンゼルアイランドに船で向かっていたときに、嵐に遭遇し船が難破してしまう。キョロちゃんはエンゼルアイランドにたどり着いたものの、マツゲール博士は行方不明になってしまった。エンゼルアイランドでパチクリたちと友達になったキョロちゃんは、博士の無事を祈りつつ、エンゼルアイランドでの生活を始める。キャラクター名は、目やその周辺に関する表現の物からきている(例: キョロちゃん→目をキョロキョロさせる動作から ミッケン→「眉間」から)。それぞれ、その回で重要な役目を果たす。なお、エンゼルアイランドの地下にも魔神に似たデザインの遺跡がある。マクモー曰く「良い子の願い事を叶えてくれる。悪い子がお願いするとどうなるか」ということから大抵、パチクリがひどい目にあう。キョロちゃんたちが住む、地球上にあるとされている架空の島であり、特徴は島の中央部に位置するアーモンド状の火山である、エンゼルマウンテン。標高は3333mで、エンゼルアイランドの観光名所になっている。この島は火山活動が活発で過去にも大規模な地殻変動を繰り返しており、地震がたびたび発生する。周囲には多数の島が存在する。その他にミカエルアイランドという島があり、エンゼルアイランドからは船で34日と6時間45分かかる。エンゼルフィールドという市街地があり、街道沿いに集落が形成されている。物語は主にここを中心に展開される。その他にフラミンゴシティーという都市が存在する。島の人口は1万人に満たない。総理(大統領)は有権者の直接の投票によって選ばれている。ただし、ここ最近はデメントンとローガンが交互に総理と副総理に就任しているために、政治の停滞を招き、民主主義本来の目的がなされていない。また、エンゼルアイランドの大統領は裁判官も兼ねているので、三権分立が明確に規定されておらず、司法権の独立が果たされていない。検察官は副総理、弁護士は警察官(グリグリ警部)が兼務している。子供にも選挙権が与えられている。しかし、実際に選挙の本当の意味がわかっている子供はミッケンくらいしかいない。裁判体制は陪審員制度を採用している。基本的に治安は良いが、知能犯による組織犯罪がおこったりするなど、必ずしも犯罪が起こらないという訳ではない。エンゼルアイランドの経済はジロリ家の資本によって成り立っている。受験戦争は存在しないが、受験自体は存在する。また、ミカエルアイランドには大学が存在する。船とバス、車以外の有効な交通手段は描かれていない。また、飛行場は存在しないが、郵便物を近隣の島まで船で輸送し、そこにある飛行場より全世界へ空輸することは可能である。リコーダーが盛んであり、年に1度「リコーダー祭」が開かれる。また、高級クラブが存在する。作品中に森永のお菓子が登場したこともあった。最終回である、第91話の「フエフエ音楽会」では、栗コーダーカルテットのメンバーがゲスト出演。メンバーを鳥に見立てたキャラクターにリコーダーを吹かせる形でも出演している。いずれもSPE・ビジュアルワークスまたはSME・ビジュアルワークス(DVD-BOXはアニプレックス)からの発売。アニメ化にともない、小学館別冊コロコロコミックスペシャルにおいて、「フシギなフシギなおかしキャラ キョロちゃんクエッ!」という題名で鈴木伸彦による漫画が1999年8月号から2000年12月号まで連載された。単行本は全1巻。全8話。アニメの内容とは違い、オリジナルにアレンジされ、アニメ版のストーリーをほぼ踏襲したギャグコメディの内容となっている。
出典:wikipedia
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