ウェスタンデザインセンター(英: Western Design Center、WDCと略記される)は、アメリカ合衆国アリゾナ州メサにある半導体メーカーである。かつてのモステクノロジー社員であり、MOS 6502の特許権の一部を保有するが1978年に設立した。MOS 65xxベースのマイクロプロセッサやマイクロコントローラ、関連チップ、評価・開発用基板などの開発・販売を行っている。また、ASICなどに使われるIPコアの設計の請け負いや、ASICや組み込みシステムについてのプロセッサ設計関連のコンサルティングなども行っている。創業当初よりファブレス体制を取っており、外部ファウンドリである三洋半導体やTSMCへ製造を委託している。1978年に発売された8ビットCPU。MOS 6502のプロセスをNMOSからCMOSに変更し、命令の追加やバグ修正が行われている。発売当時はアップルのApple IIe, IIcやエイコーンのBBC Masterなどのパソコン、アタリのAtari Lynxのような家庭用ゲーム機など、多くの製品でCPUとして採用された。また、モステクノロジー、ロックウェル、NCR、、といった多くの企業にライセンス供与を行っており、日本でもハドソンがW65C02SをベースにHuC6280を開発し、NECホームエレクトロニクスのPCエンジンやPC-FXなどの家庭用ゲーム機のCPUとして採用された。2015年現在でも販売が続けられており、主に組み込みシステムなどで使用されている。提供されているパッケージタイプは、DIP、PLCC、QFPの3種類。1983年に発売された16ビットCPU。W65C02と互換性を持たせつつ、レジスタの16ビット化やアドレスバスの24ビット化など、多くの機能拡張が行われている。発売当時はアップルのApple IIGSやエイコーンのなどのCPUとして採用された。W65C02と同様、多くの企業にライセンス供与が行われており、日本でもリコーがW65C816Sをベースに開発したが任天堂のスーパーファミコンのCPUとして採用された。2015年現在でも販売が続けられており、主に組み込みシステムなどで使用されている。提供されているパッケージタイプは、DIP、PLCC、QFPの3種類。8ビットマイクロコントローラ。W65C02SをCPUコアとし、ROM、RAM、UART、I/Oポートコントローラ、タイマー、ウォッチドッグタイマー等を内蔵している。現在提供されているパッケージタイプは、PLCC、QFPの2種類。16ビットマイクロコントローラ。W65C816SをCPUコアとし、ROM、RAM、UART、I/Oポートコントローラ、タイマー、ウォッチドッグタイマー等を内蔵している。現在提供されているパッケージタイプは、PLCC、QFPの2種類。 互換のI/Oポートコントローラ。現在提供されているパッケージタイプは、DIP、PLCCの2種類。MOS 6522 Versatile Interface Adapter (VIA)互換のI/Oポートコントローラ。現在提供されているパッケージタイプは、DIP、PLCC、QFPの3種類。現在提供されているパッケージタイプは、DIP、PLCC、QFPの3種類。同社のチップを搭載した評価・開発用基板が販売されている。これらの製品は、USBインターフェースを持ち、パソコンに接続してプログラムの実行やデバッグを行うことができるよう、設計されている。自社製マイクロプロセッサ向けの開発環境として、Cコンパイラ、アセンブラ、リンカ、デバッガ、シミュレータ、インサーキット・エミュレータなどをリリースしている。W65C265とW65C22を使用したMensch Computerという名前のコンピュータが販売されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。